自衛隊で使用されている10式戦車とは何か?

投稿日:2023年5月27日 | 最終更新日:2023年5月27日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。

本記事では、

・10式戦車の特徴

についてお伝え出来ればと思います!

救急車消防車、当サイトのカーライフ+では様々な車両についてお伝えしてきました。

今回は陸上自衛隊で使用されている戦車について記載させていただきます。

10式戦車とは

10式戦車は「じゅっしき」とは呼ばず、「ひとまるしき」と呼びます。

日本の主力戦車であり、陸上自衛隊が運用する国産戦車としては4代目になります。

日本の地形や市街地戦闘も行える軽量・コンパクトな戦車を目指して開発された74式戦車の正当後継機です。

配備先が限定されている90式戦車の性能面を補う役割も担っています。

機動力

1さいd0式戦車の機動力を生み出すエンジンですが、出力1200馬力(PS)の8気筒ディーゼルエンジンが搭載されています。

1500馬力(PS)10気筒ディーゼルを搭載する90式戦車に比べれば馬力的には劣っています。

しかし、重量が44tへと90式戦車から6tも減少。

トランスミッションに動力の伝達効率の高い無段階変速機が使用され、最大70km/hの速度で走行できる機動性が確保できています。

装甲と攻撃力

防護性能として、車体と砲塔は溶接による組み立て構造で基本装甲も90式戦車に使われていた複合装甲になっています。

10式戦車が完成するまでの約20年間の研究により軽量で90式戦車以上に強固な装甲に進化しています。

基本装甲以外にも、砲塔には前面に特殊装甲モジュール、側面に空間装甲モジュールを装備しています。

この装甲は敵の脅威に応じて換装可能な外装式モジュール装甲が採用されています。

被弾した場合にも部分的に装甲交換や修理が行える様になっています。

の進歩により新素材装甲への換装であったり、爆発反応装甲の取り付けも可能です。

また履帯(キャタピラ)を防護するゴム製スカートも取り付けられ、ステルス性の向上もされています。

武装として、主砲に90式戦車と同口径の44口径120mm滑空砲を搭載しています。

90式戦車搭載のものとの違いとして、新たに国内開発された主砲が使われています。

同口径砲でありながら軽量で燃焼効率が向上した砲を装備する10式戦車は、90式戦車以上の戦闘能力を獲得しています。

使用砲弾

砲弾は自動装填装置によって主砲へと装填されるので装填手は不要で、乗員は90式戦車と同じ操縦手、射撃手、車長の3名です。

自衛火器もこれまでと同様に、主砲同軸に74式車載7.62mm機関銃、砲塔上部銃座に12.7mm重機関銃M2が搭載されています。

主砲弾には、ライフリングの無い滑空砲にあわせたものが90式戦車同様に使われます。

簡単な説明にはなりますが、HEAT弾は砲弾内の成形炸薬の燃焼効果で装甲を貫きます。

口径よりも細い羽の付いたダーツ矢の様な弾を安定筒と共に撃ち出します。

発射後、筒と分離して無回転高速で飛翔した弾が装甲を貫通されます。

目標にあわせて砲弾を選択して効果的に戦闘を行います。

索敵や射撃にはデジタル技術が使われ、車内の大型タッチパネルモニターに敵の情報や残弾、残りの燃料なども表示されます。

この画面に表示された敵目標をタッチすると自動追尾が行われます。

射撃ボタンでの射撃以外にもネットワーク化された戦車の中から一番近い自軍戦車を割り出します。

タッチパネルにより間接的射撃を行う事も可能です。

まとめ

・10式戦車は日本の主力戦車である

・最大70km/hで走行する

・装甲や攻撃力は従来の戦車よりもアップデートされている

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
自国を守る設備を知る事も大切ですね。

 

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