こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・中古車販売で悪質な詐欺の手口
・騙されないようにするためのポイント ・中古車を買う上での注意点 |
についてお伝え出来ればと思います!
※中古車販売店で購入する時の記事もありますので併せてご覧ください。
関連記事:中古車を買う時に抑えておくべきポイント【〇〇はNG?】
中古車を購入する上で気になるのが、「目で確認できる以外の情報」です。
「購入してみたら把握していない傷があった・・・」
「内部に不具合があって故障したけど知らされていない・・・」
こういった事によるトラブルは少なくありません。
本記事では、出来る限り皆様が被害にあわないように抑えておくべきポイントを記載致しました。
是非ご確認いただければと思います。
詐欺の手口
詐欺の手口を知っておく事は非常に重要です。
主だって知られている詐欺の手口は以下のとおりです。
・事故歴及び修復歴の詐称
・メーター改竄 ・キャンセル料のでっち上げ ・存在しない車を購入させられる |
1つ1つこれらの悪質な手口について記載させていただければと思います。
事故歴及び修復歴の詐称
中古車が事故車であるかどうかを業者が開示する義務はありません。
こちらの開示はあくまでも任意となっております。
しかし、中古車販売業者で事故歴を「隠す」という事はありません。
修復歴に関しては、中古車を販売する際は整備記録として開示する義務はあります。
ただ、事故車・故障車を格安で仕入れて自社で販売し、事故歴及び修復歴無しとして販売する業者も存在します。
購入後に不具合が発生しても対応してくれない業者がいるかも知れないので注意しましょう。
メーター改竄
日本の中古車市場においては、走行距離が10万kmを超えると、中古車としての価値が急落すると言われています。
悪質な業者は走行距離が10万kmを超えた中古車を安く仕入れて、メーターを巻き戻して販売しています。
走行距離が短ければ短い程、価値がある中古車なのでそこに注目して購入すると故障・・・という事があります。
キャンセル料のでっちあげ
こちらは購入者がキャンセルするように仕向けてキャンセル料をだまし取るといった手口です。
例を出すと、元々希望していた車が納車できなくて他の車を・・・と業者が提案してくるとします。
「欲しかった車が手に入らないのならキャンセルしょう」と考えた所にキャンセル料を請求するのです。
また、納金したのにも関わらず業者側が長期間連絡をしないという事もあります。
不信に思ってキャンセルを申し出ると、すぐキャンセル料の請求を行ってくるのです。
存在しない車を購入させられる
手元にない車の車検証だけを入手し、車を仕入れていないのにも関わらず代金だけを騙し取る手口です。
ここまでくると、自動車がどうという話ではなく非常に悪質な詐欺そのものです。
悪質な業者に騙されないためには
上記以外にも悪質な手口はあります。
それでは、ここからはそのような手口から自分を守るための方法について記載させていただきます。
事故歴及び修復歴を調べる
事故歴及び修復歴を調べる事は非常に大事です。
まずは外観から判断する事にしましょう。
例としては以下のとおりです。
・板金塗装の跡
・トランクとリアフェンダーの間のズレ ・取り外し跡 ・ヘッドライトやテールランプが左右で異なっていないか |
財団法人日本自動車査定協会(リンク先:東京支部)に依頼すると、事故歴があるか調査する事が出来ます。
車両状態確認証明を発行してもらう事も出来るので、不安な時は利用しましょう。
メーターの改竄があるか確認する
外観の部分で言うと、まずはメーターと車の状態に大きな差が無いかを確認しましょう。
ここの部分で見破れない場合は、オイル交換やタイミングベルト交換のシールで見破る事が出来ます。
この交換時に、メーターの数字を記載されているのです。
このシールを剥がされている場合は、改竄の可能性が非常に高いです。
まとめ
・詐欺の手口には事故歴及び修復歴、メーター改竄などが多い
・事故歴及び修復歴は自動車査定協会で検査できる ・オイル交換等のシールでメーターは確認できる |

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