デコトラって知ってる?【ブームは終わった?】

投稿日:2023年5月27日 | 最終更新日:2023年5月27日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。

本記事では、

・デコトラとは何か

・デコトラが減った理由

についてお伝え出来ればと思います!

かつて映画などを筆頭にブームを巻き起こした「デコトラ」という文化がありました。

近年、その姿を見かける回数は減りましたが、いまの「デコトラ事情」はどうなっているのでしょう。

デコトラとは

デコトラとは、キラキラのステンレスや、電飾などの派手なデコレーションが施されたトラックを指します。

雪国の水産輸送トラックが、融雪剤によるボディの劣化を修復するため、ステンレス製の板を打ち込んでいたことが発祥とされています。

1975年に公開された映画「トラック野郎」が火付け役となりデコトラブームが起きました。

しかし、トラック野郎のヒットにより、デコトラのイメージは大きく一転します。

作中では、デコトラを使って警察の追跡を追い払ったり、パトカーを横転させるなど、過激なシーンも数多くありました。

その結果、警察庁からのクレーム。

トラック野郎は打ち切りになり同時に、デコトラブームは徐々に衰退していったのです。

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
とはいえ子供の頃はトラック狂騒曲とかゲームセンターにありましたね。

高額な維持費

デコトラの運転手の大半は個人事業主となります。

しかし、トラック運送会社がデコトラを禁止する動きが目立ちました。

そして、「維持費」の問題もあげられます。

まず、デコトラの改造費用は、1台につき家一軒が建てられる額だといわれます。

燃料のコスト面もデコトラ離れの大きな要因です。

ディーゼル車で使用される軽油価格は、1999年の段階で1リッターあたり76円から79円でした。

※一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センターより

その後、2004年以降は1リッターあたり85円から88円になり、2010年代に突入すると100円以上に上がりました。

こうなると、改造パーツで重量がかさむデコトラは燃費悪化に繋がります。

そして改造費用や燃料コストによる採算が合わなくなった結果、近年その姿を見かける回数も減っていると考えられます。

まとめ

・デコトラとはキラキラのステンレスや、電飾などの派手なデコレーションが施されたトラック

・規制や経費の問題から最近は数が減っている

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
久々に見たいですが中々難しいですね・・・

 

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