こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・デコトラとは何か
・デコトラが減った理由 |
についてお伝え出来ればと思います!
かつて映画などを筆頭にブームを巻き起こした「デコトラ」という文化がありました。
近年、その姿を見かける回数は減りましたが、いまの「デコトラ事情」はどうなっているのでしょう。
デコトラとは
デコトラとは、キラキラのステンレスや、電飾などの派手なデコレーションが施されたトラックを指します。
雪国の水産輸送トラックが、融雪剤によるボディの劣化を修復するため、ステンレス製の板を打ち込んでいたことが発祥とされています。
1975年に公開された映画「トラック野郎」が火付け役となりデコトラブームが起きました。
しかし、トラック野郎のヒットにより、デコトラのイメージは大きく一転します。
作中では、デコトラを使って警察の追跡を追い払ったり、パトカーを横転させるなど、過激なシーンも数多くありました。
その結果、警察庁からのクレーム。
トラック野郎は打ち切りになり同時に、デコトラブームは徐々に衰退していったのです。

高額な維持費
デコトラの運転手の大半は個人事業主となります。
しかし、トラック運送会社がデコトラを禁止する動きが目立ちました。
そして、「維持費」の問題もあげられます。
まず、デコトラの改造費用は、1台につき家一軒が建てられる額だといわれます。
燃料のコスト面もデコトラ離れの大きな要因です。
ディーゼル車で使用される軽油価格は、1999年の段階で1リッターあたり76円から79円でした。
※一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センターより
その後、2004年以降は1リッターあたり85円から88円になり、2010年代に突入すると100円以上に上がりました。
こうなると、改造パーツで重量がかさむデコトラは燃費悪化に繋がります。
そして改造費用や燃料コストによる採算が合わなくなった結果、近年その姿を見かける回数も減っていると考えられます。
まとめ
・デコトラとはキラキラのステンレスや、電飾などの派手なデコレーションが施されたトラック
・規制や経費の問題から最近は数が減っている |

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