こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・パステルカラーの車が次に来る理由 |
についてお伝えできればと思います。
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そもそもパステルカラーってどんな色?
パステルカラーは、明るく柔らかいトーンの色合いで、通常、鮮やかな色から発展したものではなく、白をベースにして淡い色調が特徴の色です。
高彩度(鮮やかさ)の色と比べてくすんだ印象を与え、柔らかで穏やかな雰囲気を持っています。
ファッション、インテリアデザイン、アート、ウェディングテーマ、グラフィックデザイン、Webデザインなど、様々な分野で広く使用されます。
これらの色は、優れた視覚的効果を持ち、柔らかくリラックスした雰囲気を創り出すのに役立ち、特に春や夏の季節によく用いられ、季節感や爽やかさを表現するのに適しています。
代表的なパステルカラーは以下のとおりです。
・ペールピンク:淡い桃色で、女性らしいイメージを持つ色。
・ラベンダー:淡い紫色で、優雅でロマンチックな雰囲気を持つ色。 ・ミントグリーン:淡い緑色で、清新で爽やかな印象を持つ色。 ・ペールブルー:淡い青色で、穏やかな青空を思わせる色。 ・ペールイエロー:淡い黄色で、陽光のような温かさを持つ色。 ・キャンディーピンク:非常に淡いピンクで、子供向けの甘いデザインに使われることが多い色。 |
※色見本はこちらからご確認ください。
それではなぜ、このパステルカラーが次に来るクルマのボディカラーだと言われているのか、その理由を探ってみましょう。
今後のカラートレンドが発表
世界最大の総合化学メーカーである、BASFは2023-2024 年の自動車のカラートレンド予測を発表しました。
カラートレンド予測は、今後3年~5年の間に自動車のボディーカラーの傾向へ影響を及ぼす社会的変化や技術の進展などを分析し、複数のカラーサンプルとともに発表しています。
BASFのデザイナーたちはトレンドシグナルを読み取り、自動車の伝統的な色彩の時代は終焉を迎え、色を刷新する時期が来ていることに気付いたとされています。
伝統的ではない自動車向けの色彩が登場し、ポジティブなムードを反映して、一連のカラーの転換を推進しているのです。
明るい色合いと表現豊かな色域に注目しています。
アジア太平洋地域の自動車向けカラーデザイン責任者である松原氏は、以下のように回答しています。
このパレットは、カラーとエフェクトの組み合わせにより、未来的でモダンかつ、遊び心のある、驚くべきカラーハーモニーを生み出すことができます。
また、持続可能なコンセプトは、より現実的な形で再考され、サステナビリティと新エネルギー車におけるBASFのリーダーシップを強化しています。
※BASFプレスリリース翻訳より
日本でパステルカラーは受け入れられるのか
このように、次世代のカラートレンドとしてパステルカラーが挙がった今ですが、果たして日本でも同じように好まれるでしょうか。
まず、日本は相当同じ車を使い続けるという方は多くないと思われます。
売却の事も考えると、いくら次世代のカラートレンドといっても黒やシルバーなど無難な色が選ばれる事は変わらないと考えます。
関連記事:ダサい色の車とダサくない色の車って何?【シルバーはダサい?】
また、季節の関係などで車には傷や日焼けによる色褪せも目立つ可能性があり、今現在市場に出回っているはっきりとした色の車が売れなくなっていくという事は発生しないのではないかと思われます。
まとめ
・次のカラートレンドはパステルカラー
・日本では受け入れられるかどうか、まだ課題がある |
※プレスリリースの和訳には関してはこちらをご確認ください。