こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・2023年のガソリン代が高い理由 |
についてお伝えしたいと思います。
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ガソリン代は何故高いの?
ガソリン価格は、原油価格や為替レート、税金などに影響されます。
2023年現在、原油価格は1バレルあたり85~89ドル前後で推移していて、コロナ禍で落ち込んでいた需要の回復や産油国の減産などで、上昇傾向にあります。
日本に関しては、円安の影響も続いており、原油を輸入する際にコストがかかっています。
また、高騰を抑える目的のガソリン補助金を政府が段階的に縮小していることも、大きな要因の1つです。
さらには、ウクライナ紛争の影響もあります。
ウクライナ紛争は世界の政治・経済・安全保障に大きな影響を及ぼしていますが、エネルギー分野の影響も深刻で、ロシアがウクライナを通じて欧州に供給する天然ガスが危機にさらされているのは、ご存じの方も多いと思います。
実際、ロシアは欧州の天然ガス需要の約40%をカバーしており、そのうちの約80%がウクライナを経由しているので、紛争がエスカレートすれば天然ガスの供給が途絶える可能性も高まります。
その天然ガスですが、実はガソリンの原料となる石油と密接な関係にあります。
天然ガスの価格が上昇すれば、石油の価格も上昇する傾向があるのです。
これらの要素が相まって、ガソリン価格は高騰を続けているわけです。
二重課税
日本はガソリンが高いとよく言われますが、そのガソリン価格の約半分は税金です。
本来のガソリン税(本則税率)は、28.70円。それに25.1円の暫定税率を合わせた53.8円が、ガソリン税です。
これに加えて石油税(2.8円)、そして消費税(10%)がさらに加算されているのです。
ガソリンスタンドで表示される価格の5割前後は、税金として支払っているのです。
ちなみに暫定税率は、1974年に導入されて以来、何度も増額・延長されており、何度か撤廃の噂はあるものの、現在でも維持されています。
これは二重課税ではないのかと言われていますが、現在もそのシステムは変わっておりません。
ガソリン税と石油税の納税義務者は、石油会社である事や消費税はガソリンを購入した消費者が納めるものである事などが理由です。
まとめ
・2023年のガソリン代高騰には、円安や紛争などの影響がある
・日本の場合、税金のシステムなどでも高騰していると考えられる |
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