こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・10円パンチの概要
・10円パンチの対策方法 ・10円パンチの修理方法 |
についてお伝え出来ればと思います。
「10円パンチの被害に遭ってしまった」という方はいますでしょうか。
悪質なイタズラで愛車を傷つけられたら非常にショックです。
漫画「カイジ」でも主人公が10円玉で車に傷を付けたりエンブレムを盗んでいますがとんでもない行動です。
「修理費用はいくらかかるのだろう・・・」
「今後また被害に遭わないためにはどう対策すれば良いのだろう・・・」
一度でも被害にあった場合はこのような考えで頭がいっぱいになってしまうでしょう。
本記事では、これらの内容について解説します。
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そもそも10円パンチとは何か
10円パンチとは、10円玉をはじめとする硬貨や鍵などの硬いものを使って、車に引っ掻き傷を付けるというイタズラです。
別の名称として、「10円チョップ」や「10円アタック」などと呼ばれることもあります。
このような行動を起こす心理は多岐にわたりますが、硬貨という小さいもので傷を付けるので非常に捕まりにくい事が一つです。
極端な話、全く知らない車の横を通るだけでも実行出来るので目立つ事がありません。
このため、目撃情報なども出ずに泣き寝入りしてしまう事が殆どなのです。
※10円パンチは刑法261条の器物損壊罪にあたる犯罪です。(3年以下の懲役または30万円以下の刑罰)
何故10円玉で傷が付く?
そもそも、何故硬貨で車に傷が付くのかという事も本記事で把握しておきましょう。
硬貨は金属製であり、特に硬貨の場合は硬度が高いため、車の塗装面に対して傷をつける可能性があります。
硬度の高い表面が、塗装の柔らかな表面に対して摩擦を生じることで傷が発生するのです。
また、硬貨を使用して車の表面をこする際に、摩擦や圧力がかかります。
これにより、塗装面に微小な傷がつく可能性があります。
特に力をかけたり、硬貨を擦りつける動作が繰り返されると、傷が深くなることもあります。
10円パンチの対策方法
100%で10円パンチを防げる訳ではありませんが、以下の方法が有効です。
・駐車場の選択
・車カバーの使用 ・ドライブレコーダーの設置 ・パーキングセンサーの設置 |
1つずつ詳細を確認する事にしましょう。
駐車場の選択
車を駐車する場所を選ぶ際には、できるだけ安全かつ信頼できる場所を選ぶことが重要です。
車が他の人や物と接触しやすい場所や、通行量の多い場所は避けるようにしましょう。
車カバー(ボディカバー)の使用
駐車しているときに車体をカバーで覆っていれば、10円パンチをされる可能性が低くなります。
万が一、カバーの上から10円パンチをされたとしても傷は浅く済むでしょう。
毎回カバーをかけるのは手間がかかる上に、カバーによる細かい擦り傷が付いてしまうというデメリットはあります。
しかし、10円パンチ対策としては非常に効果的です。
ドライブレコーダーの設置
ドライブレコーダーは硬貨による車の傷を防ぐだけでなく、さまざまな意味で有効なツールです。
ドライブレコーダーは、車の前方や周囲の映像を録画するため、万が一の事故やトラブルの際に有力な証拠となります。
もし硬貨による傷つけ事件が起きた場合、ドライブレコーダーの映像は犯人の特定や保険処理に役立つ可能性があります。
パーキングセンサーの設置
パーキングセンサーは、車の周囲の障害物を検知するための装置です。
適切に設置されたパーキングセンサーは、車が障害物に接触するのを防ぎ、硬貨による傷を予防するのに役立ちます。
10円パンチの修理方法
10円パンチで付けられた傷が比較的浅い場合、自分で直すことができる可能性もあります。
目安としては、下地には達しておらず塗装面にだけ傷がある状態の時です。
ただし、時間もかかる上にプロのように綺麗に直すのは難しいです。
作業に慣れてない人や自信がないという人はプロに依頼することを検討してください。
グーネットなどでは、10円パンチ修理の実績もあります。
自分でやる修理に必要なもの
10円パンチで線状の傷が付けられた場合、タッチペンと呼ばれる塗料を使って傷を埋めていきます。
修理に必要なものは以下のとおりです。
・脱脂剤
・タッチペン ・耐水サンドペーパー ・水洗い後の拭き上げ用の乾いた布 ・養生用マスキングテープ |
タッチペンにはさまざまなカラーがあるので、自分の車と同じ色のものを購入してください。
例えば、一口に白や黒と言っても、車種によって色味が微妙に異なります。
色味の違うものを使うと自然な仕上がりにならないため、商品説明をよく読んで自分の車種に対応しているものを選びましょう。
修理の手順
タッチペンで10円パンチの傷を修理する方法は以下のとおりです。
1.車を水洗いして汚れや砂埃などを落とす
2.乾いた布で十分に拭き上げる 3.傷の周囲をマスキングテープで養生する 4.脱脂剤を付けてボディ表面の脂分を取り除き、布で拭き取る 5.タッチペンをよく振る 6.少しずつ点を打つように傷の中をタッチペンで塗装する 7.十分に乾燥させる 8.傷がしっかり埋まるまで5の塗装と6の乾燥を繰り返す 9.完全に乾燥したらマスキングテープを剥がす 10.耐水サンドペーパーで塗装した部分が平らになるように磨く |
タッチペンを使って塗装を始める前に、車をよく洗って汚れを落とし、脱脂剤で車の表面に付いた脂分を取り除きます。
特に、脱脂の工程を怠ってしまうと、塗装が十分に密着せず、後から剥がれてきてしまうことがあるので丁寧に行いましょう。
タッチペンでの塗装を綺麗に仕上げるには、塗装と乾燥を繰り返して少しずつ傷を埋めていくことがコツです。
一気にたくさん塗ってしまうと、塗料が垂れてきてしまいます。
傷以外の場所に塗料が垂れてしまうと修正にも手間がかかるので、少しずつ塗っていくことを心がけてください。
まとめ
・10円パンチとは、10円玉をはじめとする硬貨や鍵などの硬いものを使って、車に引っ掻き傷を付けるというイタズラ
・10円パンチの対策はボディカバーやドライブレコーダーの設置がある ・10円パンチは自力でタッチペンを使用する事で修理できるが、業者に任せるのが良い |
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