トヨタ自動車の新社長 佐藤恒治氏とはどんな人物?【経歴やエピソード紹介】

投稿日:2023年6月29日 | 最終更新日:2024年3月13日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。

本記事では、

・トヨタ自動車 新社長 佐藤恒治氏の経歴やエピソード

についてお伝えできればと思います!

トヨタ自動車は4月1日付で、豊田章男社長が会長に就任し、佐藤恒治執行役員が社長に昇格する人事を発表しました。

社長交代は約14年ぶりの事です。

内山田竹志会長は会長職を退き、代表取締役に就く事となりました。

突然の社長交代となった訳ですが、一体佐藤恒治氏はどのような人物なのでしょうか。

本記事では、様々な記事等からその素顔に迫っていきたいと思います。

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佐藤恒治氏の経歴

佐藤氏は1992年3月、早稲田大学理工学部機械工学科を卒業。

同年4月トヨタ自動車に入社、技術管理部に配属されました。

その後、シャシー(自動車の骨格等)設計部で8年間働き、初代プリウスやビスタのサスペンション設計に携わりました。

その後、製品企画に異動し、北米カムリの開発を担当しています。

2005年には高級車部門「レクサス」ブランドの開発チームに異動し、GSのコンセプトプランナーと開発主査を担当しました。

続いて、チーフエンジニアとしてフラッグシップクーペ、LCの開発を指揮しています。

その後、レクサス・インターナショナルの統括、エグゼクティブバイスプレジデントを経て、2020年1月にプレジデントに就任しました。

2020年9月、スポーツブランド「GR」を展開するガズー・レーシングカンパニーの2代目プレジデントに就任。

その後、豊田章男社長(現・会長)の片腕として、水素燃料エンジン搭載車による耐久レース参戦、富士モータースポーツフォレスト建設計画を推進しました。

トヨタ経営陣では、2017年に常務理事、2020年と2021年に執行役員のひとりに抜擢されます。

2021年1月にはトヨタのブランド戦略を担当するチーフ・ブランディング・オフィサーに就任する事になりました。

2023年4月、豊田章男氏の後任としてトヨタ自動車の執行役員・社長・CEOに就任。

※トヨタ自動車社長としては12代目

同年6月の第119回定時株主総会後、トヨタ自動車代表取締役社長に就任します。

トヨタ自動車の社長の中では、豊田達郎氏以来30年ぶりの理系出身者となっています。

また、豊田家以外では初となるエンジニア出身者の社長となります。

※公式プロフィールはこちらをご確認ください

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
佐藤氏は豊田家の方ではありませんが、過去にもそうでない社長は沢山いらっしゃいます。

佐藤氏のエピソード

ここからは佐藤氏のエピソードをご紹介させていただければと思います。

製品開発の道

佐藤氏は大学ではディーゼルエンジンの燃焼について研究していました。

しかし、入社後は技術部門の業務改革に取り組むチームに配属され、ショックを受けたとの事です。

その後、社内の様々な部署のエンジニアと話をするうちに、関心がエンジン開発から車づくり全体へ変わりました。

また、上司からもチーフエンジニアを目指せと助言され、製品開発の道へと進んだようです。

レクサスLC開発取材記事より

社長交代を告げられた際の場面

打診を受けたのは2022年12月、タイのブリーラム・サーキットで行われた25時間耐久レースの事です。

水素エンジンカローラが参戦した際に豊田章男氏と並んでレースを観ている時このような発言がありました。

「ちょっとお願いをきいてくれる?社長やってくれない?」

これを佐藤氏は内示として受けたとの事です。

佐藤氏はインタビュー記事で、「これは冗談なんだ。何がこの後待っているんだろう…」と思わせる内示だったと語っています。

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
豊田章男氏は内示は必要だと感じており、豊田氏流のやり方としてサーキットを選んだようですね。

佐藤氏の抱負

こちらの記事にもあるように、佐藤氏は社長就任にあたって以下のように述べています。

※引用文はイタリック体で記載致します。

私はエンジニアで長くクルマ造りに携わってきた。

クルマを造ることが大好き。

だからこそクルマを造り続ける社長でありたいと思っている。

トヨタのあり方をクルマという形で示していきたい、そう思っている。

操る楽しさを追求したクルマや移動を支えるクルマ、そしてこれからのクルマはモビリティへと大きく進化していく。

その中でクルマの本質的な価値を守り、新しいモビリティの形を提案していきたい。

新チームでは継承と進化をテーマに創業の理念を大切にしながら、商品と地域を軸にした経営を実践し、モビリティカンパニーへのフルモデルチェンジに取り組んでいく。

まとめ

・佐藤氏は12代目トヨタ自動車社長

・豊田家以外では初のエンジニア出身者

・水素エンジン車、レクサスの開発等に携わっていた

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
社長が交代し、新体制となったトヨタの今後の動向から目が離せませんね。

 

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