【日産自動車いよいよ登場】ダットサン10型とは何かを解説!

投稿日:2023年7月28日 | 最終更新日:2024年3月13日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。

本記事では、

・ダットサン10型

についてお伝え出来ればと思います。

※記事サムネイルは12型です。

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ダットサンとは

ダットサンを語る際、日産自動車がこの世に誕生するより前の快進社まで遡ります。

1914年(大正3年)に完成した乗用車には、支援者であった田健治郎、青山禄郎、竹内明太郎のそれぞれの頭文字であるD、A、Tと、逃げるウサギのように非常に速いことのたとえである「脱兎(だっと)のごとく」にかけて、脱兎号(DAT CAR)と名づけられました。

1916年(大正5年)にはダット41型が誕生します。

しかし、乗用車の製造は苦戦を強いられ、軍用保護自動車(トラック)の製造へ移行する事となります。

1924年(大正13年)にはダット41型3/4トントラックが軍用保護自動車検定に合格しましたが、1925年(大正14年)に快進社を解散し、ダット自動車商会となりました。

その後、実用自動車製造との合併により設立されたダット自動車製造がその名前をダット(DAT)の息子(SON)として1931年8月にダットソン10型を製作。

1932年にはDATSONの“SON”が日本語の“損”に聞こえ縁起が悪いということから、英語で同音のSUN(太陽)に変え、DATSUN(ダットサン)と改称しました。

日産自動車に保管されている「ダットサン1号車」として有名なモデルはサムネイルにもなっているダットサン12型です。

10型は最初に販売されたダットさんになります。

ダットサン10型の当時のカタログには、ロードスターが2種類、フェートンが2種類、クーペが1種類の合計5種類もボディバリエーションが用意されていました。

※日産公式サイトでもダットサンが紹介されていますので詳しくはこちらのサイトをご確認ください。

ダットサン10型のスペック

ダットサン10型のスペックは以下のとおりです。

型式・車種記号 10型
全長×全幅×全高(mm) 2,710×1,175×-
ホイールベース(mm) 1,880
トレッド前×後(mm) 965
車両重量(kg) 約400
最小回転半径(m) 3.85
配列気筒数/弁型式 直列4気筒
内径×行程(mm) 54×54
総排気量(cc) 495
最高出力(PS/rpm) 10/3,700
燃料タンク容量(ℓ) 10
トランスミッション 摺動選択式3速
ブレーキ 機械式4輪制動
タイヤ 24インチ×4.00インチ

まとめ

・ダットサンは日産より前の会社である快進社自動車工場で脱兎号から作られた

・有名なモデルはダットサン12型である

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
いよいよここからは日産シリーズの投稿となります!

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