何故、人はSUVを嫌いになったりうざいと思ってしまうのか

投稿日:2023年6月9日 | 最終更新日:2024年3月13日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。

本記事では、

・SUVが嫌われたりうざいと思われる理由

についてお伝え出来ればと思います。

SUVは世界的に人気のある種類の1つです。

つい最近、三菱自動車でも新型コンパクトSUVのリリースが出されました。

関連記事:三菱自動車が新型コンパクトSUVの披露を発表!【インドネシア】

また、それに続いてトヨタのブランドであるレクサスも新型SUVとして「LBX」を発表しています。

新型LBXプレゼンテーション(PDF)

今後も様々な企業で発表されるであろうSUVですが、この車種を好まない人も一定数います。

果たしてどのような部分でSUVに苦手意識を持ってしまうのかを考察してみたいと思います。

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SUVとは何か

SUVが否定される理由を確認する前に、念のためSUVという車種について把握しておきましょう。

SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略です。

日本語に訳すと「スポーツ用多目的車」という意味になります。

「多目的車」という意味の通り、子供の送迎や買い物など日常生活での使い勝手が良い事が特徴です。

また、アウトドアレジャーやキャンプなど荷物を積んだり、整備されていない道路を走行するときにも適した車種の一つです。

2015年頃からのアウトドアブームに伴って人気が高まる事になりました。

現在はクロスオーバーSUVなど、街乗りを重視した車種が増加傾向にあります。

国内車、外車含めて様々な自動車メーカーがこのSUVを発売しています。

ここで整理しておきたいのは、「日常の運転やアウトドアに適した車」という事です。

SUVを把握した所で、いよいよ苦手意識の原因を考えてみましょう。

クロカンと混同している可能性がある

ここで、クロカンについても把握しましょう。

本記事を記載する上で切って離せない車種です。

クロカンとは、「クロスカントリー」の略の事です。

オフロードを含むオフロード走行を含むあらゆる場所を走行できる車のことを指しています。

オフロードとは舗装がされていない場所や、草地や砂地の道のことです。

岩場など普通の車では走行できない道を走破できる車のことを意味しています。

凹凸が多い道や足場が悪いような道では、普通の車ではボディの底を道と接触させてしまうので走行することは出来ません。

クロカン車なら地上高が高く作られているので、岩地が出ていたり舗装していない道であっても問題なく走行できます。

クロカンの特徴

クロカン車の場合にはラダーフレームを採用していることが多いです。

ラダーフレームの場合には頑丈なフレームがあり、その上に別で製造されたボディを上乗せする構造です。

オフロード走行の時に頑丈なフレームが道路のショックを吸収してくれるというメリットがあります。

ボディに傷やダメージが与えられたとしても、フレームが無事であれば走行するのに問題ありません。

本格的なオフロードを走行するクロカン車にラダーフレームが採用されているのはこれが理由です。

SUVと混同する理由

ラダーフレームを採用しているか否かがSUVとクロカンの大きな違いという事は分かりました。

しかし、実際には製造メーカーがSUVを名乗る事に決定するのであれば、それはSUVになります。

元々、クロカンのデザインや性能が好みで無い場合は、SUVを把握していない場合、混同する可能性があります。

こういった理由からSUVに対してあまり知識が無い状態でクロカンが先行イメージとなり苦手意識を持つのかも知れません。

アウトドアの機会が無いのにSUVを使用する事を好まない

先ほど、SUVはアウトドアシーンでも活躍するという事はお伝え致しました。

しかし、外車でも製造されているSUV、予想以上にアウトドアシーンでの活躍は少ないようです。

クロカンと混同している場合、「折角アウトドアで使えるのに!」と思う方もいるでしょう。

わざわざSUVを使う理由が無いと考えてしまう場合、苦手意識を持ってしまう事は否定できませんね。

とはいえ、他の車種でも同じ事は言えますし、やはりここも個人的な考えがベースになっていると思われます。

デザイン面でSUVを好まない

重ね重ねになってしまいますが、SUVは「日常の運転やアウトドアに適した車」と言われています。

しかし、アウトドアシーンであまり利用されないとなると、やはり日常運転をメーカーも意識するでしょう。

そうすると、本来はクロカンのようにオフロードを意識した車であるのにも関わらず1つの問題が生じます。

それは、デザイン面を意識した結果、本来の魅力を失ってしまっているという事なのです。

勿論、時代の流れは存在しますから世界的にSUVのデザインのニーズが寄る事はあり得ます。

これらは技術の発展も理由として挙がるでしょう。

ただし、こういった事象を中々受け入れる事が出来ない人もいます。

その結果、SUVに苦手意識を持ってしまうのではないでしょうか。

まとめ

・SUVとクロカンを混同してしまう事がある

・アウトドアシーンで使わない事に対して苦手意識を持つ事がある

・時代の流れと共に変わったデザインに対して犠牲になったものへ苦手意識を持つ事がある

本記事ではSUVがウザいと思われたり、嫌われたりする理由を記載しましたが、選ぶ車は人それぞれです。

SUV以外にも、苦手意識を持つ車種はあるかも知れませんがリスペクトを持つ事が大事ですね。

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
そのうち、軽自動車も含めてこういった論争は激しくなるかも知れませんね。

 

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