監修者 小宮 淳(行政書士|ITコーディネーター)
この記事では、自動車登録手続きを行う行政書士法人の登録実務担当者が、
・車検証の住所変更の手続き方法
・車検証の住所変更に必要な書類 |
についてお伝え出来ればと思います。
車検証には自動車登録番号(車両番号)や登録年月日、車台番号などの他、所有者の氏名と住所が記載されています。
もし、引越しを行って車検証に記載されている住所に変更が生じた場合には、車検証の住所変更の手続きが必要となります。
これは、道路運送車両法の第12条において定められている事によるものです。
※道路運送車両法の全文についてはこちらをご確認ください。
同法第109条2号では、引越しから15日以内に車検証の変更登録をしなかった場合、50万円以下の罰金が科されると規定されているので、もし住所変更があった際はすぐにこの記事を読んで対応していただけますと幸いです。
すぐに車検証の変更を依頼したい!というお客様はこちらからご依頼いただけますと幸いです。
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ご依頼の連絡以外にも、進捗状況の確認やFAX送付等の伝言としても使えますので、是非ともご利用ください。
車検証の住所変更の手続き方法
手続は使用の本拠の位置を管轄する運輸支局や自動車検査登録事務所、軽自動車検査協会で行うことができます。
2023年7月現時点での登録印紙代は350円になっています。
現金を忘れる事のないように注意しましょう。
登録が終わると、新しい車検証が交付されます。
住所変更の関係でナンバープレートが変わる場合はそちらも交付されます。
希望番号、希望ナンバープレート等がある場合は別途手続きが必要になります。
※住所変更は即日終了します。
必要書類
車検証の住所変更に必要な書類は以下のとおりです。
・車検証
・申請書(窓口もしくはインターネットにて配布) ・手数料納付書(軽自動車は無料) ・住民票や住居表示変更通知書等(個人の場合) ・商業登記簿謄本(抄本)や登記事項証明書等(法人の場合) ・自動車保管場所証明書(車庫証明) ・委任状(代理人申請の場合) ・印鑑登録証明書 |
ここで注意すべき事は、車庫証明は即日発行されない事です。
軽自動車に関しては即日手続きが終わりますが、普通車はそうではないので事前に手続きを行いましょう。
まとめ
・車検証の住所変更は必ず行う必要がある(道路運送車両法で定められている)
・住所変更時は車庫証明が必要になるが、即日発行されないので注意が必要 ・印紙代が必要となるため、現金は必ず用意しておく |
その他の手続きに関してはこちらからご確認ください!
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