こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・ガソリン車廃止の理由
・日本でガソリン車にはいつまで乗れるのか ・電気自動車との比較 |
についてお伝え出来ればと思います!
2023年現在、世界各国でガソリン車やディーゼル車(軽油)の廃止をする取り組みが起こっています。
勿論、日本も例外ではありません。
今回は日本でどのような流れを経てガソリン車が廃止になっていくのか、そしてその後まで記載します。
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ガソリン車廃止の理由
日本政府は2020年に「カーボンニュートラル宣言」を発表しました。
ここでガソリン車やディーゼル車の廃止に向けた第1段階が発表されました。
それが、2035年まで新車販売を終了する事を目指すというものです。
ちなみに、ハイブリッド車はガソリン車には含まれません。
このため、国内の動きがビジョン通り進むのであれば2035年以降は中古車のみ購入できる事になります。
2050年には利用の廃止を目指す
日本政府は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」で、ある目標を掲げました。
それが、「2050年に自動車の生産、利用、廃棄を通じたCO₂ゼロを目指す」というものです。
これが達成された場合、私達がガソリン車に乗れるのは2050年までとなります。
その為、今から新車を購入すると考えているのであれば、特に心配する必要はありません。
最低でも27年間はガソリン車に乗る事が日本では可能です。
海外の取り組み
ヨーロッパ諸国を中心に、海外でも取り組みが進んでいます。
ノルウェーやEUなどでもガソリン車販売禁止の目標を掲げています。
国によってはハイブリッド車の販売禁止までも目指す勢いです。
ガソリン車廃止は現実的に達成できる?
日本が掲げた2035年、2050年の目標が達成できるか否かは意見が分かれています。
充電のインフラの不足や電動車の車両価格の高さが理由に挙げられています。
また、ハイブリッド車はガソリン車と比べて車体価格が非常に高いです。
国内では普通車のハイブリッド販売率は50%を超えておりますが、軽自動車のハイブリッドはまだ少ないです。
軽自動車のハイブリッド化が進めば、目標を達成できる確率は高まるでしょう。
日本の電動車の定義は?
日本が電動車として定義しているのは、以下のとおりです。
・電気自動車(EVまたはBEV)
・燃料電池自動車(FCV) ・プラグインハイブリッド自動車(PHEVまたはPHV) ・ハイブリッド自動車(HV) |
軽自動車を選んでいる場合、これらに該当しない可能性がありますので今後に期待しましょう。
電気自動車との比較
前提として最低でもまだ27年の期間があるので、無理に電気自動車にする必要は無いです。
ここでは、ガソリン車と電気自動車の比較を行って次の車を購入する時に役立ててください。
種類 | メリット | デメリット |
ガソリン車 | 車両価格が安い
選択肢が広い |
低年式であればあるほど税金が高い
ガソリン代がかかる |
電気自動車 | 環境性能が高い
税金が安い 運転等での騒音が少ない |
ガソリン車と比べて100万円以上の価格帯
種類が少ない 1回の充電で走行できる距離が短い |
現時点では環境の事を考え無いのであれば、ガソリン車を選んでも良いかと思います。
しかし、ハイブリッド車の減額やガソリン税の見直しが起きる可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
・ガソリン車廃止の理由は環境問題の取り組みの為
・ガソリン車には日本国内であれば最低でも2050年までは乗る事が出来る ・ハイブリッド車も電気自動車の中に含まれる |
まだまだ先の話と思うかも知れませんが、科学の発展は凄まじいものがあります。
地球規模で考える事は中々難しい事ではありますが、次の車を選択する際の判断材料にしてください。
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