こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・ホンダNSXの概要
・ホンダNSXのスペック ・ホンダNSXの魅力 |
についてお伝え出来ればと思います!
1990年代を駆け抜けたスポーツカーを1台挙げるとしたら、1990年誕生の名車、ホンダNSXという方は少なくないでしょう。
どんな速度域でも快適で、飛ばしても、ゆっくり流しても楽しいという世界的にも稀有なスポーツカー、ホンダNSX。
本記事では、開発経緯なども併せてその魅力に迫っていきたいと思います。
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ホンダNSXとは
ホンダNSX(エヌエスエックス)は、ホンダが製造・販売しているスポーツカーです。
キャッチコピーは『our dreams come true』、『緊張ではない、解放するスポーツだ』。
車名はホンダの新しいスポーツカー、「ニュー」「スポーツカー」と未知数を表す「X」を合成させたNew SportsCar Xの略です。
開発経緯
開発に携わった上原氏によると、ルーツはスポーツカー・プロジェクトではなく、新しいパッケージングの研究でした。
具体的には当時販売されていたシティをベースにアンダーフロアにエンジンを置いて後輪を駆動させるという企画です。
これはUMRプロジェクトと呼ばれるのですが、このプロジェクト自体は中止となりました。
1985年には、ホンダはFFモデルの生産が1000万台を達成。
アコード/ビガーがカー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
F1も快進撃を続けるなど、世界の自動車メーカーの中でも絶対的な評価と実力を備えた、有力企業に育ってきていました。
企業力を背景に、この時期にホンダはS800以来のスポーツカーの開発に挑む事になります。
そして開発を続けていく中、「スーパースポーツカーを追い回せるようなクルマに仕立てること」が目標となります。
発売当時の経緯
様々な開発経緯を経た後、1990年7月にアメリカ。
続いて9月13に日本でNSXは発売開始されました。
国内価格は、約800万円と国産車としては史上最高価格でした。
開発の上原氏はこの事についてこのように語っています。※引用文はイタリック体で表記します。
不安はなかった。
やることはやったと思っていた。
正札以上のものは作れたという自信がありました。
今までなかったようなクルマだという自負はありましたし、数も作れないとなると値段が高いとは決して思いませんでした。
売れるか売れないかは、不安がなかったといえば嘘になりますけれど(笑)
日本では当初大ヒットになったわけですが、今から考え直してもやり残したものはないです。
当然現実を重視してバランスを考えた部分もありますが、お金のために妥協したということはなかったと思います。
※求め続けたスポーツカーの真理 インタビュー記事より引用
その後のNSX
NSXは誕生した当時の既製のスポーツカーに比べると、その成り立ちは奥行きが深く幅も広いものとなりました。
結果として2005年に生産狩猟を迎えるまで、当初の予想を遥かに上回る15年という長寿を得るのです。
この要因には、高性能なスポーツカーという事で手厚くサポートを行うなどしたのが要因と言われています。
NSXのスペック
ホンダNSXのスペックは以下の通りです。
エンジン
型式名 | C30A |
形式 | 水冷V型6気筒 DOHC24バルブ 横置きミドシップ |
排気量 | 2,977cc |
最高出力・最大トルク | 280ps/7,300rpm(4AT:365ps/6,800rpm)
30.0mkg/5,400rpm |
変速機 | 5段MT/4段AT |
シャシー・ボディ
構造形式 | モノコック 2ドア・クーペ |
サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク |
タイヤ(前/後) | 205/50R15・225/50R16 |
寸法・重量
全長×全幅×全高 | 4,430×1,810×1,170mm |
ホイールベース | 2,530mm |
車両重量 | 1,350kg(4AT:1,390kg) |
乗車定員 | 2名 |
燃料タンク容量 | 70リッター 無鉛プレミアム |
価格 | 800.3万円(4AT:860.3万円) |
NSXの魅力
初代NSXの魅力は多岐にわたります。
以下に、その一部をご紹介します。
初代NSXは、革新的な技術と優れたパフォーマンスを持つスーパーカーとして高い評価を受けました。
その洗練されたデザインと卓越した走行性能は、多くの自動車愛好家やドライバーにとって魅力的な存在となりました。
・革新的なエンジン技術
・ミッドシップレイアウト ・軽量かつ高耐性なボディ構造 ・高度な空力設計 ・快適性と実用性の両立 |
1つずつ詳細を確認していきましょう。
革新的なエンジン技術
初代NSXは、当時のスーパーカーに比べて非常に高い性能を持っていました。
3.0リットルV6エンジンは、ホンダが独自に開発したVTEC技術を採用しており、高回転域での出力とトルクの向上を実現しました。
ミッドシップレイアウト
NSXはミッドシップ(エンジンを車体の中央に配置)のレイアウトを採用しています。
この配置により、前後の重量配分が均等になり、優れた操縦性とバランスの取れたハンドリングを実現しました。
軽量かつ高剛性なボディ構造
初代NSXのボディはアルミニウム製であり、軽量かつ高剛性な特性を持っていました。
これにより、優れた加速性能やコーナリング能力を発揮しました。
高度な空力設計
NSXは空力性能にも注力されており、優れたダウンフォースと風の抵抗を最小限に抑えるデザインが採用されていました。
これにより、高速走行時の安定性や操縦性が向上しました。
快適性と実用性の両立
NSXはスーパーカーでありながら、日常的な使用にも適しているという特徴がありました。
広めの室内空間や適切な乗り降りのしやすさ、使いやすいコントロール類など、快適性と実用性が両立していました。
まとめ
・ホンダNSX(エヌエスエックス)は、ホンダが製造・販売しているスポーツカー
・国内価格は、約800万円と国産車としては史上最高価格 |
初代NSXは、革新的な技術と洗練されたデザインが融合したスーパーカーであり、自動車界に大きな影響を与えました。
そのミッドシップレイアウトや高性能エンジン、軽量かつ剛性の高いボディなど、先進的な要素が随所に見られます。
初代NSXは、スポーツカーファンだけでなく、自動車の進化と革新を追い求める人々にとっても永遠のアイコンとなっています。
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