パトカーとはどんな車?【サイレンの音は?出動速報ってあるの?】

投稿日:2023年8月29日 | 最終更新日:2024年3月13日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+担当の小林です。

本記事では、

・パトカーとはどんな車なのか

・パトカーのサイレンとはどんな音と仕様なのか

・出動速報とは何か

という内容についてお伝えできればと思います。

以前は世界各国のパトカーやアメリカのパトカーに絞って解説した記事もありますので、宜しければご確認ください!

関連記事:アメリカのパトカーを徹底解説【車種はSUV?サイレンはどんな音?】

関連記事:あなたはどこの国が好き?世界5ヶ国のパトカーデザインをご紹介

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パトカーとは

パトカーとは、パトロールカーの略で、警察官が乗車する自動車のことです。

警察組織が法執行やパトロール(巡回監視)などの任務を遂行するために使用する専用の警察車両ともいえます。

パトカーは通常、一般の車両よりも特殊な装備やデザインが施されており、警察の業務をサポートするために設計されています。

110番通報があった場合には事件や事故の現場に急行し、犯人の追跡、交通違反の取締りなどを行います。

また、パトカーは救急車や消防車と同じく緊急自動車の指定を受けています。

緊急自動車は、緊急事態や災害時に法執行や救急、消防などの緊急対応活動を行うために用いられる特殊な自動車です。

これらの車両は緊急時の効率的な対応と安全確保を目的として設計され、必要な機能や装備が備わっています。

また、道路交通法によって、以下のような優先性が認められています。

①:交差点又はその付近の場合
交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となっている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合は、道路の右側。)に寄って一時停止しなければならない。

②:交差点又はその付近以外の場合
道路の左側に寄って、緊急自動車に進路を譲らなければならない。

パトカーの車種と役割

パトカーは、大きく分けて4つに分類されると言えます。

4つの分類に関しては、以下のとおりです。

・交通取締用パトカー

・事故処理用パトカー

・警護用パトカー

・捜査用パトカー

1つずつ、詳細を確認していく事にしましょう。

交通取締用パトカー

パトカーといえば白黒のセダンタイプの車が多いです。

しかし、交番などではミニパトと呼ばれる少しサイズの小さい車が使用されていることもあります。

また、白黒のものだけでなくいわゆる覆面パトカーも交通取締用パトカーに分類されます。

関連記事:覆面パトカーの見分け方はあるのか【クラウン?アンテナ?】

クラウンや覆面パトカーは主に交通違反の取り締まりやパトロールに使用されていて、交通違反を発見した場合は違反車を追跡し検挙します。

対してミニパトは、パトロールや駐車違反車の取り締まりは行いますが、スピード違反の取り締まりは行いません。

事故処理用パトカー

街中でたまに見かける白黒のハイエースやキャラバンなどがこれに当てはまります。

交通事故の際に道路上に残ってしまった残骸やゴミを処理したり、必要があれば道路を封鎖・規制したり交通整理をする場面でも使用されます。

その他にもシートベルトの未着用や飲酒運転の取り締まり、いわゆるネズミ取りと呼ばれるオービスによるスピード違反取り締まりなど様々な役割があります。

警護用パトカー

警護用パトカーは白黒のパトカーや覆面パトカーとは異なり、限定した場面でしか使用されません。

その為、目撃する機会は非常に少ないといえるでしょう。

主に要人の警護で使用されますが、天皇陛下であったり総理大臣や各国の政府関係者です。

要人が乗る車はそれぞれ専用のものが用意され、その周辺を固めるのが警護用のパトカーです。

警護用のパトカーは基本的には黒塗りで、クラウンはもちろんレクサスや各メーカーの高級車が採用されています。

捜査用パトカー

覆面パトカーの一種である捜査用パトカーは、主に犯罪捜査に使用されます。

白黒のパトカーでは目立ちすぎる場面などで活躍し、クラウンやマークXなどのセダンはもちろん、セレナやエルグランドのようなミニバンも採用されています。

パトカーのサイレン

道路交通法において、緊急自動車は、緊急の用務のために運転するときにはサイレンを鳴らし、かつ赤色の警光灯をつけなければならないと定められています。

したがって、パトカーには赤色警光灯が設置されています。

赤色警光灯の基準は、国土交通省の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第231条」によって、前方300メートルの距離から点灯を確認できる赤色であることと定められています。

サイレン音

パトカーは、緊急を要する事件や事故が発生し、現場に急行する場合や交通取締りを行う場合にサイレンを鳴らして走行します。

サイレンは、周囲に注意を促す目的で赤色警光灯とともに大きな音を発します。

パトカーなどの緊急自動車のサイレン音の大きさも、国土交通省の道路運送車両の保安基準の細目を定める告示によって、自動車の前方20メートルの位置において90dbB以上120dB以下であることが定められています。

周囲の自動車やバイクの運転者、歩行者に注意を促すためには、遠いところからも聞こえ、他の騒音にもかき消されないくらいのボリュームのサイレン音が必要となるのです。

また、パトカーが搭載しているサイレンの音は、「ウーウー」という連続音が使用されています。

パトカーのサイレン音は、最高吹鳴周波数を870Hz、折り返し周期8秒とされています。

連続で鳴らすサイレンだけでなく、ボタンを押している間だけサイレン音が鳴る手動式のサイレンも搭載されています。

また、スピード違反の車を取締まる場合において、特に必要があると認めるときにはサイレンを鳴らさなくても良いとされています。

そのため、状況によっては、最高速度違反の車両の取締りのために、サイレンを鳴らさずに赤色灯の点灯だけで緊急走行を行うことがあるのです。

出動速報って何?

Googleの検索を確認すると、「福岡 パトカー 出動速報 ツイッター」や、「鹿児島市 パトカー 出動速報」などが候補に挙がっています。

また、これらの検索候補はいずれも九州という関係性があります。

もしかして、九州地方は出動速報があるのか?と考え筆者も確認してみましたが、そのような情報はありませんでした。

ただ、事件の速報等はX(旧Twitter)でアカウントを確認出来たので、恐らくですがその事を検索しているのかと思います。

※消防の出動情報に関しては全国各地で発表がされているようです。

まとめ

・パトカーとは、パトロールカーの略で、警察官が乗車する自動車のこと

・パトカーには4つの種類と役割が存在する

・サイレンは道路交通法の関係で設置が義務付けられている

・出動速報については確認できなかった

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
パトカーをまじまじと見るような機会は殆ど無いと思いますが、たまに意識してみてみたいですね。

その他、普段の生活で役立つ情報や雑学コラムはこちらからご確認ください!

 

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