こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・バキュームカーの特徴
・バキュームカーの臭い ・バキュームカーの処理方法 |
についてお伝え出来ればと思います!
皆様はバキュームカーというものを知っているでしょうか。
最近では下水道の整備がすっかりされたからか、見た事が無いという方もいらっしゃると思います。
またバキュームカーを知っている人からするとあまり良いイメージは無いかも知れません。
そんな時、本記事を確認していただいてバキュームカーについて深く知ってもらえればと思います。
皆様の生活を支えるバキュームカーの素晴らしさをご覧ください。
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そもそもバキュームカーとは何か
バキュームカーを見た事が無い人も沢山いると思うので、バキュームカーについて記載させていただきます。
バキュームカーが持つ役割は、以下のとおりです。
・汲み取り式便所のし尿回収
・下水道、浄化槽の汚物回収 |
上記2つについて詳しく見ていきましょう。
汲み取り式便所のし尿回収
バキュームカーはまだ家庭等で汲み取り式便所を採用している所へ回収に行きます。
回収後は、処理場まで運搬してから処理を行います。
下水道・浄化槽の汚物回収
下水道に溜まった汚物などの除去にもバキュームカーは利用されています。
汲み取り式は認知されていますが、下水道の清掃を行っている事はあまり知られていないでしょう。
また、浄化槽のし尿回収にもバキュームカーは使われています。
汲み取り式は数が減りましたが、浄化槽を利用する人は少なくはないのです。
バキュームカーの構造について
殆どの方はバキュームカーを一度は見た事があると思いますが、中の構造はどのようになっているのでしょうか。
ここからはバキュームカーの構造や仕組みを確認していきましょう。
固形物を同時吸引出来る
バキュームカーは荷台に乗せたタンクにポンプが付いています。
ポンプの役割は、タンク内の空気を吸いだす事で気圧を下げる事です。
外とタンク内に気圧差を発生させることで、強い吸引力を発生させているのです。
また、バキュームカーは吸引物がポンプ内を通らない構造になっています。
ホースの中さえ通ってしまえば、液体に固形物が混ざっていても問題無く吸引が可能です。
バキュームカーは臭いがしない
確かに昔のバキュームはキツイ臭いを漂わせていました。
しかし、現在のバキュームカーはこの臭いを改善させています。
バキュームカーのポンプに使われている潤滑油は通常のものではありません。
香水の原理を利用した特殊な潤滑油を使用する事で臭いを抑えているのです。
また、バキュームカーはタンク内の空気を外に排出する事で吸引する仕組みです。
この問題を解決する為に、現在のバキュームカーは消臭装置を搭載しているのです。
バキュームポンプ
バキュームカーはポンプでタンク内を減圧する構造です。
真空状態を作り出すポンプが必要になるので、真空ポンプと呼ばれています。
真空は英語で「バキューム」になります。
主マンホール
バキュームカーにはタンクの上部にマンホールが装備されています。
マンホールの取り付けに使うパーツがタンクよりも高い位置にある為、逆流しません。
また、この装備があるのでタンク内部の清掃やメンテナンスが容易に行えます。
吸排切替コックレバー
回収を終えたバキュームカーは、処理場でし尿を輩出しなければなりません。
タンク後部にレバーが搭載されており、排出に切り替える事で真空ポンプが逆転します。
この事でタンク内の気圧が高まり、し尿の排出が可能になるのです。
まとめ
・バキュームカーはし尿や汚物の回収を行う
・現在のバキュームカーは悪臭の対策が出来ている ・バキュームカーは排出の際、トラブルが起きないような構造をしている |
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