こんにちは、カーライフ+編集長の太田です。
今回は、私の学生時代からの友人で鹿児島の頼れるカーディーラー営業マンに話を聞きました。(再びの登場)
彼曰く、鹿児島男児というものは、幼き頃から親の車で長渕剛を聞いて育ち、小学校の高学年ともなればその半数以上が「とんぼ」を歌えると豪語をしておりました。
私の生まれ故郷である長野県における「信濃の国」と一緒の感覚か…と思うとなんだか感慨深いものがありました。
(分からない人はYoutubeで調べてみてください。)
さて、前置きが長くなる前に本題に入ります。
本記事でお伝えする内容は「運転がうまくなる方法」。
そもそも運転がうまいって何?という疑問はありますが、下手よりも上手い方が良いのは決まっています。
この記事を読むことで少しでも運転に対する不安を解消するためにも参考にしてみてください。
上手な運転ってどういうこと?
運転技術に点数をつける方法がないので、私なりに考えてみました。
その結果、「助手席に乗った人がスヤスヤ寝てしまう」と答えを出してみました。
そんなん俺だって余裕だよ!
という声が聞こえてきそうなところですが、運転のうまさを可視化できない以上、「感覚」で判断するほかありません。
同乗者が安心して、ついつい寝落ちしてしまう時間を過ごせるならばこれ以上褒めらえれたことはありません。
・・こんな感じでどうですか?
次に進ませていただきます。
そんな抽象的な概念である「運転技術」ですが、スムーズなドライビングを実現するためのポイントは3つほどございますのでこれから紹介していきます。
①カーブは目線で曲がるもの
山道など小さなカーブが連続するところでは、遠心力が働き、右に左に体が振られます。
運転している側はそんなに感じなくても、助手席ではより大きな負荷がかかります。
スピードが大いに関係する遠心力によるものですが、少しの工夫でこの揺れを緩和できます。
大きくハンドルを切ると揺れ幅は大きくなるため、急にハンドルを切らなくてよい状況を作ることが大切。
そのために最も大切なポイントは目線です。
教習所でも先を見ましょうと教わりましたね。ここではもう少し具体的に紹介します。
運転が慣れないうちはカーブへの恐怖心から、車のすぐ目の前の状況に目線が行きがち。
結果、ハンドル操作が遅れ、それを補うかのようにハンドルを切って補正することになります。
ところが目線を上の写真の位置位まで奥に向けると、その先の道の状態を認識出来たり、その目線に合わせて自然にハンドルが動くため、ハンドル遅れが少なくなります。
どうも人間というのは目線を向けた方向に進むようにできているようで(自転車や徒歩でも見た方向に少し寄ってしまいますよね)、目線を先に先に送っておくことで、いろんな操作の遅れが少なくなります。
ちなみに、具体的な目の置き場ですが、「カーブの一番奥を見続ける」です。
初めのうちは常に目線を送り続けることになるため慣れが必要ですが、車よりも先に目線でカーブを曲がっていくようなイメージです。
左カーブなら左側の車線やガードレール、右カーブなら中央分離帯などを目印に、見えなくなるまで奥に奥に目をもっていくことで、状況判断も早くなり、急なハンドル操作も少なくなります。カーブはハンドルではなく目線で曲がる。ぜひ実践してみてください。
②ギクシャクしないアクセルワーク
アクセルペダルはエンジン内に空気を送り込む弁の開き具合を調整する装置。
たくさん踏み込めば空気弁は大きく開き燃料をたくさん燃焼させます。
アクセルはスイッチではなく弁の調整つまみなのだという認識を持っていただけると、少しスムーズな運転になります。
急な発進や急な減速で、同乗者は縦に揺らされることになります。あれ、辛いですよね。
その原因の多くが、
|
と言われています。
踏むというよりは、足の親指の付け根当たりに少し力を加えてじわーっと押してみてください。
車が動き出してから、徐々にペダルを押し込んでいきます。操作としては1秒ないほどですが、このイメージを持つことで発進時のギクシャクが無くなります。
走行中も、強く踏んだり離したりを繰り返すのではなく、常にアクセルペダルに足裏を置きながら、足裏のチカラの入れ具合で少しずつ調整するとことでスムーズな挙動になり、無駄な燃料消費も抑制できます。
このように操作すると無駄な加速も減り、ブレーキの回数も減ります。このアクセルワーク=つまみの調整に慣れれば、カーブ時の車の挙動調整もアクセルでできるようになります。
ちゃんとブレーキで減速しカーブに入り、カーブ中はアクセルペダルに足を置きながら侵入すると、左右の傾きを調整できたりしますので、慣れたらぜひチャレンジしてみてください。
③ブレーキのコツは最後のやさしさ
信号で止まるときなど、最後にカクンと体が前のめりに。
あの動きはブレーキペダルの踏み方で解決です。
ブレーキをかけていき、車が時速0キロになる瞬間にほんの少しペダルを踏む力を緩めます。
このときブレーキペダルから足を離すと進んでしまいますので気を付けましょう。
イメージは、食卓にそっとお茶碗をおくような所作で。(左手は添えるだけ的なやつ)
完全に車が止まればブレーキペダルをしっかり踏み、次の発進まで待機。
こうすることで止まった時の小さな衝撃をほぼゼロにすることができます。まずはしっかりブレーキをかけ、余裕をもって減速し、停まる寸前にやさしく踏む力を緩める。そんなイメージです。
あまり多くのコツを語りすぎると、かえって覚えきれずに忘却の彼方へと自然発進してしまうので…
この辺でウンチクを語ることにブレーキをかけてこの記事の〆とさせて頂きます。
是非とも交通ルール、マナーを守って素敵なカーライフをお楽しみください!
フォームでのお問い合わせ
|こちらの記事もオススメ
≫ 金持ちの象徴?品川ナンバーが最強と言われる理由と禁断の車庫飛ばし方法
≫ これを知って修羅場を回避!カーナビの履歴を消す男の心理と女性側が取るべき行動【男女必見】 |