こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。
本記事では、
・ダイハツBee |
についてお伝え出来ればと思います。
ダイハツ(ダイハツ工業株式会社)は、日本の自動車メーカーであり、世界的な自動車メーカーであるトヨタ自動車の子会社です。
1907年に大阪府大阪市で創業されました。
当時は、「発動機製造株式会社」として創立されています。
ブランド名・社名は、創業後、社名に「発動機」を冠する後発メーカーがいくつも出現し、既に出回っている「発動機製造」の発動機をどこで造った発動機か認識するため顧客の方で「大阪の発動機」と区別呼びし、やがて詰めて「大発(だいはつ)」と略称したことに由来します。
まだ社名が「発動機製造株式会社」であった頃にダイハツが初めて市販した3輪乗用車がタイトルの「ダイハツBee」なのです。
早速、ダイハツBeeとはどんな車なのか、確認していきましょう。
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ダイハツBeeとは
ダイハツBeeは社名が「発動機製造株式会社」であった頃にダイハツが初めて市販した3輪乗用車です。
ミツバチを連想させるユニークなスタイリングに、日本初の水平対向2気筒エンジンを搭載。
3輪トラックで培われた高い走行性能などでユーザーから好評を得て、タクシー業界などでも活躍しました。
しかし、当時国内の乗用車市場は小型4輪乗用車が徐々に増加している状態でした。
さらに生産においては、手作業の工程が多かった為、大量に生産販売する体制が整いませんでした。
結果的に、ダイハツBeeは約1年で生産を中止せざるを得ず、しばらく乗用車市場から遠ざかることとなります。
300台程度が世に出た希少車でもあります。
独立した低床シャーシに木骨ボディを架装した、2ドア、4座のセダン型乗用車で、右側丸ハンドルやフロアシフト機構など、同時期の4輪乗用車同様な客室構造を備えます。
プロペラシャフトを持たないことによる低床構造をセールスポイントとしていました。
※ダイハツの販売終了車種はこちらのサイトをご確認ください。
ダイハツBeeのスペック
ダイハツBeeのスペックは以下のとおりです。
型式・車種記号 | BEE型 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,080×1,480×1,440 |
ホイールベース(mm) | 2,400 |
トレッド前×後(mm) | 1,200(後のみ) |
最低地上高(mm) | 170 |
車両重量(kg) | 960 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 3.8 |
配列気筒数/弁型式 | 強制空冷4サイクル水平対向2気筒/頭上弁式 |
総排気量(cc) | 804 |
最高出力(PS/rpm) | 18(HP) |
トランスミッション | 前進3段後進1段 |
現存車は3台のみ?
ダイハツ保管車の赤色の1台は、ダイハツ本社に併設されている、ヒューモビリティワールドに展示されています。
1980年代以降、人知れず保管されていた合計3台の所在が明らかになりました。
うち1台は熱心な愛好家の手で走行可能状態に復元。
2021年時点で徳島県のオーナーの元でナンバープレート付きの公道走行可能な状態になっています。
まとめ
・ダイハツBeeは社名が「発動機製造株式会社」であった頃にダイハツが初めて市販した3輪乗用車
・日本初の水平対向2気筒エンジンを搭載している ・小型4輪乗用車が徐々に増加している状態などから生産が中止になる |
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