モナコグランプリとはどんなレース?【モナコマイスター?】

投稿日:2023年11月15日 | 最終更新日:2024年3月13日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集担当の小林です。

本記事では、

・モナコグランプリとはなにか

・モナコマイスターとはなにか

についてお伝え出来ればと思います。

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モナコグランプリとは

モナコグランプリは、モナコ公国のモンテカルロ市街地コースで開催されるF1世界選手権の一戦です。

このレースはF1カレンダーで最もハードなコースの一つとされ、インディ500やル・マン24時間レースとともに「世界3大レース」の一環と見なされています。

同時に、F1やモナコの象徴的なイベントとも言え、その名物的な存在となっています。

概要

1929年に初めて開催され、第二次世界大戦前後に一時中断(1938年 – 1947年、1949年)、1950年代初頭、そして新型コロナウイルス感染症の世界的流行により2020年以外は毎年行われています。

1950年のF1世界選手権の開始以来、モナコGPはイギリスGP、イタリアGP、ベルギーGPと共に同シリーズに組み込まれ、これらの中で唯一同じコースでの開催が続いています。

このイベント期間中、通常は人口3万人の小国に約20万人の観客が訪れます。

モナコ王室や政財界の協力により、国家的な観光イベントとしても位置づけられています。

多くの観客を受け入れるため、通常はキリスト昇天祭の祝日となる5月の第2週または第3週の木曜日に日程が組まれます。

近年はF1カレンダーが密集しており、キリスト教の復活祭とは一致しないこともありますが、木曜日からのスケジュールが始まり、他のグランプリでは初日の金曜日が休息日であるのに対し、モナコGPでは2021年まで伝統的に休息日となっていました。

しかし、2022年からは他のグランプリと同様のスケジュールに変更されました。

モナコGPの開催地は、モナコのモンテカルロ地区とラ・コンダミーヌ地区の公道を閉鎖して構築された市街地コースで、1周あたりの距離は3,340 mです。

現行のF1レースでは通常「305 kmを超える最低の周回数」が設定されていますが、モナコGPでは例外的に、総走行距離が1968年以来約260 km(約78周、それ以前は約318 km〔約100周〕)に短縮されています。

この距離は、F1マシンでこのコースを走行し続けると約2時間以内に収まるため、このような基準が採用されています。

コースの設営には約6週間、レース終了後の撤去作業には約2週間がかかります。

レースの特徴

コースが非常に狭いため、レース中の追い越しは難しく、予選結果が特に重要視されます。

ペースの遅い車両が列を作り、追い越しを試みると接触する場面がしばしば見られます。

ポールポジションからの優勝が一般的であり、2023年時点で30回のポール・トゥ・ウィンが達成されています。

このグランプリは、1933年にグリッドの決定方法が抽選から現在の予選タイムの早さに変更されましたが、これも追い越しの難しさと不公平性からくるものです。

このグランプリは伝統と華やかさに加え、高度な技量と集中力が要求される難しいコースとして知られています。

モナコGPの優勝は、「3勝分の価値がある」と評され、特に強いドライバーは「モナコ・マイスター」と称されます。

スターリング・モス(3勝)、グラハム・ヒル(5勝)、ジャッキー・スチュワート(3勝)、アラン・プロスト(4勝)、アイルトン・セナ(6勝)、ミハエル・シューマッハ(5勝)、ニコ・ロズベルグ(3勝)などがその例です。

ファン・マヌエル・ファンジオは4戦中2勝を挙げ、全戦でポールポジションとファステストラップを記録しています。

一方、ジム・クラークは6戦中4回ポールポジションを獲得しながら、最高位が4位で1勝も果たせませんでした。

事故が起きやすい環境や、機械の故障が発生しやすいため、優勝予想が外れることもあります。

過去にはこのコースでF1初優勝を遂げるドライバーが9人おり、初優勝が比較的しやすいコースでもあります。

モナコ・マイスター

モナコ・マイスターは、主に日本で使われる称号で、モナコGPにおいて特に強いドライバーに与えられる通称です。

この称号は通常、3勝以上を挙げたドライバーに授与されます。

「マイスター」はドイツ語で「名人」や「達人」、あるいは「チャンピオン」を意味します。

モナコGPはモンテカルロ市街地コースで行われ、攻略が難しく追い越しも難しい難関とされています。

このレースではマシンの性能差やドライバーの腕が顕著に現れ、ドライバーの技術が試されることで知られています。

また、狭い道幅や事故の発生しやすさ、マシンの過酷な条件から、完走するためには強運も必要とされます。

通常、3回の優勝を達成すると、そのドライバーには「モナコ・マイスター」と呼ばれる栄誉が授与されることがあります。

以下は、モナコGPで通算3勝以上を挙げたいくつかのドライバーの例です。

〇スターリング・モス: 2連勝を含む通算3勝(1956年、1960年-1961年)

〇グラハム・ヒル: 3連勝を含む通算5勝(1963年-1965年、1968年-1969年)

〇ジャッキー・スチュワート: 通算3勝(1966年、1971年、1973年)

〇アラン・プロスト: 3連勝を含む通算4勝(1984年-1986年、1988年)

〇アイルトン・セナ: 5連勝を含む通算6勝(1987年、1989年-1993年)

〇ミハエル・シューマッハ: 2連勝を含む通算5勝(1994年-1995年、1997年、1999年、2001年)

〇ニコ・ロズベルグ: 3連勝(2013年-2015年)

 

まとめ

・モナコグランプリは、モナコ公国のモンテカルロ市街地コースで開催されるF1世界選手権の一戦

・世界3大レースの1つ

・モナコ・マイスターは、主に日本で使われる称号で、モナコGPにおいて特に強いドライバーに与えられる通称

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