【ご当地走り一覧】危険運転注目度ランキング!あなたの地元は大丈夫?

ご当地走り一覧
投稿日:2023年1月17日 | 最終更新日:2023年8月7日 | Yuki Kobayashi

ご当地グルメならぬ「ご当地走り」とはいったい何…!?

この記事にたどり着いたあなたは、日本各地に存在するローカル危険運転マナーの一部を知っていたり、また、他の地域のご当地走りに興味がある方ではないでしょうか。

 

そもそもご当地走りとは、とある地域でよく目にする運転マナーのことであり、一般的にはネガティブな意味で捉えられています。

それが、字面の良さ(※伊予の早曲がり、播磨道交法など)も相まって、そのような行為を揶揄するかのように広まっていったなんて声もありますが、真相のほどは明らかではありません。

 

本記事では、そんな「全国各地にあるご当地走り7つを世間の注目度が高い順にランキング形式」でご紹介しています。

ご自身の運転マナー向上のためにも最後までご覧いただけると幸いです。

 

【2023年】ご当地走り|世間の注目度(関心度)ランキング

順位付けの方法

・年間の検索数が多い順

・大手キーワードリサーチツールを基データとする

本記事におけるランキング順位の制定方法は、WEBにおける「検索数」を基に選定しています。

この検索数というのは、需要の現れ(情報へのアクセスを望む検索ニーズとされており、この数が多ければ多いほど世間の関心が高いとされています。

 

使用ツール

Googleキーワードプランナーの代替ツールとしてメジャーなキーワードリサーチツール https://related-keywords.com/

今回、これらの検索数を計測するためのツールとして、ラッコキーワードというツールを用いました。

 

太田(WEB担当)
太田(WEB担当)
もったいぶらずに1位からご紹介していきます!

ご当地走り関心度:1位|名古屋走り

※画像はFNNプライムオンラインから引用

 

月間検索数「4,400」

第一位は、「愛知県」から名古屋走りを選出。

 

愛知県と言えば、人口が、全国47都道府県のうち「東京都、神奈川県、大阪府」に続く第4位の都市。

世界のTOYOTAのお膝元として知られている通り、県内には関連会社が数多く存在し、自動車関連の仕事に従事している人も多い地域です。

 

また、「年間の新車登録台数」や「保有台数」については、全国1位となっており、車が人々の生活においても特に深い結びつきがあるエリアとなっています。

人口に比例して運転マナーが悪い人も相対的に多いということも言えますが、検索数で言えば2位を大きく引き離す数字は世間でも関心が多いと言えるでしょう。

 

名古屋走りとは

愛知県の名古屋市およびその近郊の人による「特有の行儀の悪い運転」および「道路交通法違反運転の総称」のこと。

特徴としては、名古屋走り=○○運転みたいな定義があるわけではなく、運転マナー全般を指している点にあります。

 

その中でも具体例としてよく挙がるのが、

・信号無視

・ウィンカーを出さない

・車線またぎ

・スピード違反

・右折時の早曲がり

これらとなります。

各地のご当地走りは、このように全般を指すようなものではなく、代表的な実例一つが定義づけされているケースが多いため、運転マナーそのものを指すケースは稀となります。

 

ご当地走り関心度:2位|茨城ダッシュ

※画像は読売新聞オンラインから引用

 

月間検索数「2,400」

第二位は、「茨城県」から茨城ダッシュを選出。

 

茨城県と言えば、都道府県魅力度ランキング(ダイヤモンド社調べ)で長年最下位を取り続けていたことでも知られています。

これに対して大井川和彦知事は、「冷静に受け止めている。県民は誇りを持ってほしい」と述べていましたが、2022年の調査では、一つ順位を上げて46位となったことで知事が「逆に悲しい」と言い放ったことでも話題となりました。

 

そんな茨城県は、個性的なお笑い芸人(カミナリ、赤プルなど)を多く輩出しており、TVなどでも茨城のヤンキーネタや運転マナーの悪さをネタにしているところを見たことがあるという人も多くいるかと思います。

 

茨城ダッシュとは

赤信号で停止をした後に、青に変わる直前や直後に車を急発進させ、対向の直進車よりも先に右折する行為を指します。

これにより、悪質運転をする運転手は対向車だけに注意が集中し、横断歩道上の歩行者や自転車に気付くことが遅れがちになることが注意点として挙げられます。

これには、茨城県警察本部の公式twitterでも注意を促す発信されています。

ご当地走り関心度:3位|伊予の早曲がり

月間検索数「1,000」

第三位は、「愛媛県」から伊予の早曲がりを選出。

 

愛媛県と言えば、四国地方で最も人口が多い県であり、道後温泉を始めとして観光資源に恵まれている観光地としてのイメージが強い地域。

あの「ブラボー!」で話題となった長友佑都さんを輩出したことでも知られています。

 

そんな愛媛県ですが、愛媛県警の発表で2022年の交通事故による死者数が「42人」となったことを明かし、統計開始以降では、2019年の「44人」に次ぐ少なさであったことを公表しました。

交通マナーの向上が直結しているとは言い切れませんが、伊予の早曲がりとの呼び名が消滅する日も近いかもしれません。

 

伊予の早曲がりとは

道路交通法で定められている「交差点内における優先は直進車・左折車」を無視した運転のことです。

茨城ダッシュと同じ意味合いとなります。

ご当地走り関心度:4位|松本走り

※画像はFNNプライムオンラインから引用

 

月間検索数「880」

第四位は、「長野県」から松本走りを選出。

 

長野県と言えば、ご長寿県として有名ですが、愛媛同様に自然豊かで観光資源にも恵まれており、特に避暑地として都内近郊から観光で訪れる人が多いことで知られています。

また、夏場だけではなく四季に合った観光スポットも多く点在し、都心からのアクセスも良いことで注目の的となっています。

 

そんな長野県にある松本市は、長野市に次ぐ人口を誇り、松本城を中心とした城下町として栄えています。

そういった時代背景からか、特に住宅街から市街地にかけて狭い道路も多く、多少無理をしないと通れない場所などもいくつかあるのも事実です。(※筆者は長野出身)

 

松本走りとは

一位の名古屋走り同様に、運転マナー全般を指す総称とされています。

その中でも、道路交通法で定められている「交差点内における優先は直進車・左折車」を無視した運転や「ギリギリまでウインカーを出さない」などが代表格みたいです。

実はこの松本走りが、数あるご当地運転の中でも知名度No.1との呼び声が高いです。

ご当地走り関心度:5位|岡山ルール

岡山ルール

※twitterから引用

 

月間検索数「260」

第五位は、「岡山県」から岡山ルールを選出。

 

岡山県と言えば、個人的なイメージでは岡山駅前にある桃太郎像を真っ先に思い浮かべますが、中国地方では広島に次ぐ経済都市となります。

また、中国地方の中でも東に位置し、近畿・四国地方へのアクセスが良いことも知られています。

 

そんな岡山には何とも信じがたいローカル運転ルールが存在するというのだから興味深いものです。

このランキング内でもオリジナル性が高いものとなっています。

 

岡山ルールとは

ウインカーを出さずに車線変更や右左折する」ことを指した運転のこと。

にわかには信じがたいですが、2016年7月に日本自動車連盟が発表したアンケート結果では「方向指示器を出さずに車線変更や右左折する車が多い」の質問に「とても思う」と「やや思う」と回答した割合が岡山県は91パーセントで全国最多だったことが公表されています。

また、このような運転が多い理由として、「ウインカーを出すのは初心者」「出さないほうがカッコいい」との見方があるとも語られています。

ご当地走り関心度:6位|山梨ルール

※PIXTAから利用

 

月間検索数「170」

第6位は、「山梨県」から山梨ルールを選出。

 

山梨県と言えば、富士山のお膝元であり、フルーツ王国との異名を持つほど果物が有名な地域です。

また、近年では高校年代の部活動の成績もめざしいものがあり、サッカー・野球・陸上などのメジャースポーツにおいても毎年のように優秀な成績を残しており、近いうちにスポーツ王国と呼ばれる日もそう遠くはないかもしれません。

 

そんな山梨においても残念ながらローカルルールが存在しています。

 

山梨ルールとは

・対向車線の直進車のスキをついて強引に右折する

・右折待ちのクルマを優先的に右折させる

などの行為を指した運転のこと。

右折優先の考えから広まったと言われるものですが、山梨県警察では安全のため、山梨ルールの排除を呼び掛けています。

ご当地走り関心度:7位|播磨道交法

月間検索数「140」

第7位は、「兵庫県」から播磨道交法(はりまどうこうほう)を選出。

この名付け親は神戸新聞社であり、姫路市をはじめとする播州地方における道路交通マナーの悪さ、特に道路交通法を軽視してローカルルールを優先させる傾向があるとの話題を取り上げたことからその名が広まったと言われています。

 

さすがは新聞社が命名したとだけあって、WEB上では「名前がかっこいい」との口コミも多く見受けられます。

 

播磨道交法とは

先に入った車が優先。右折時、対向車が直進してきても待つ必要なし」とのパワールールを指します。

神戸新聞では、これ以外にも条文形式でいくつか紹介されていたので、気になる方は以下の参考URLをご覧ください。

 

【参考URL】播磨道交法|神戸新聞トークステージ

おまけ|阿波の黄走り

月間検索数「20」

最後におまけですが、「徳島県」から阿波の黄走りを選出。(※読み方はきばしり)

 

徳島県と言えば、世界にもその名を知られ、400年の歴史をもつ「阿波踊り」が有名。

「連」と呼ばれる踊りのグループは、実に1,000以上が参加していると言われ、世界最大規模の阿波踊りの代表が徳島の阿波踊りとなります。

 

規律の取れた動きが観衆の目を引く阿波踊りを尻目に徳島でもご当地走りが存在しています。

 

阿波の黄走りとは

その文字通り、黄色信号で止まらないことを指します。

同じ四国から愛媛(伊予の早曲がり)もランクインしていることから”四国は運転が荒い”などのレッテルを貼られているとかいないとか。

まとめ|全国各地のご当地運転マナー

1位|名古屋走り

2位|茨城ダッシュ

3位|伊予の早曲がり

4位|松本走り

5位|岡山ルール

6位|山梨ルール

7位|播磨道交法

おまけ|阿波の黄走り

いかがでしたでしょうか。

 

全国各地のローカル運転マナー(ルール)を取り上げました。

すべてを取りまとめてみると、まるで全国大会では?と思えるほど全国各所でそれが存在していました。

 

いずれも初見殺しと言わんばかりに県外者のような初見者にとっては少々手厳しいものもあったように思います。

とは言え、このように地域性がある話題は興味を惹かれてしまうのが人間の性。

著書である私自身も調査をする中で「この名前かっこいいな」と思うものもいくつかありました。

 

この記事を通して自分の運転マナーを振り返り、日頃から気を付けていきたいと思います!

 

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