新車の納期10ヶ月!値上がりする中古車の特徴とお得な車種

値上がりする車
投稿日:2022年11月30日 | 最終更新日:2023年8月7日 | Yuki Kobayashi

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集長の太田です。

今回、お話をお聞きしたのは、カーシェアのトラブル体験談でお馴染みの「naoki Design」さん。

 

本記事では、naoki Designが新車を購入したときの体験談と合わせて値上がりする中古車市場を語って頂きました。

是非とも最後までご覧になってみてください。

 

===

車を乗り換えるとき、皆さんは新車を買いますか?それとも中古車でしょうか?

車の購入は人生でも数少ない大きな買い物の一つ。

決して軽いノリで買うものではなく、今乗っている車の車検時期や買取タイミングなどを考えて慎重に検討されることと思います。

ただ現在は新車、中古車共に状況が大きく変化していますので、この点を実体験を交えて細かく解説していきたいと思います。

 

初めての新車購入!納期は「10ヶ月」

私は今まで2台の車を乗り継いできましたが、全て中古車で購入してきました。

ですが先月、ずっと気になっていた車を初めて新車で注文。

中古車でなくあえて新車を購入した理由は、中古車が新車を超える価格で取引されていて、価格だけでなく新車保証やアフターサポートを考えると新車の方がお得だなという結論に至ったからです。

 

なぜここまで中古車の値段が高騰しているかと言うと、半導体不足を原因とする新車の納期が大幅に遅れているからです。

 

私が購入した車も、9月末の契約ですが、納車予定は来年の6月。

覚悟はしていたものの、買ったことを忘れてしまうぐらいのリードタイムでした。

本来、新車を購入してから納車されるまでの納期は、購入したタイミングから約1~3ヶ月の間に納車されるのが当たり前です。

 

ですので、今まで車検のタイミングでちょうど新車に乗り換える経験をされた方もいらっしゃるのではないかと思います。

それが今、トヨタ車を中心に新車の大幅な納期遅れが目立っている為、調整がとても難しくなっているのです。(他の国産メーカー、外車メーカーも納車が延びています。)

 

ここで納期の分からない新車を購入してしまうと、今乗っている車の売却査定が下がったり、本来なら受ける必要のない車検を受けなければならなかったりと、様々な弊害が出てしまいます。

そこで現車があり、契約さえすればすぐに乗れる中古車に人気が集中した、という訳です。

 

そのため、今までは新車を購入していた層も中古車を検討するようになり、中古車需要がひっ迫したことにより新車価格を超える値段で取引される車が出てくるようになりました。

この現象は当面続くと考えられ、新車の購入を検討されている方はなるべく早めにディーラーへ足を運んで納期や乗り換えのタイミングに関して相談しておいた方がいいでしょう!

↑この前契約した新車!9月注文でも納期は来年の6月以降とまだまだ先は長いです。

 

ここから先は、高騰を続ける中古車についてをお話しします。

私自身、今回は新車を購入しましたが、中古車も十分に検討したので是非とも参考にしてみてください。

 

値上がりする中古車の特徴【3つの共通点】

中古車の値段が上がっているというお話を前項でしましたが、これに当てはまらないケースがあることはご存じでしょうか?

ここ最近、中古車買い取りの広告では「中古車人気からどんな車でも高く買い取ります!」と言った謳い文句でPRをしていますが、あれは半分嘘です。

 

中古車の値段が高騰している車種には下記3つの共通点があります。

  • 納期が長い、受注が停止されている
  • 高年式、低走行
  • 限定車、プレミア車

これらを掘り下げてお話しします。

 

納期が長い、受注が停止されている

車は欲しいけど納期が長いと都合が悪いという理由で価格高騰を後押ししています。

また、新規受注できないケースも同様で新車が手に入らない以上、中古車を購入するしかないという状況も需要髙となっています。

具体的な車種としては「トヨタのカローラクロスハイブリッド」は現行車でありながら受注が止まっており、中古車市場で400万近い価格で取引されており、話題のランドクルーザーに関しては新車が4年待ちの為、中古車が新車の2倍近い価格で取引されています。

 

高年式、低走行

2つ目に関しては、新車を購入していた方々が中古車を検討しているという点に起因します。

やはり新車を検討されている方はなるべく新車に近い状態の車両を購入したいと考えるはずです。

目安としては走行距離が1万km以内、内外装に痛みが殆どない程度がいい車両は価格が高騰しやすいです。

こちらも具体的な車種としてはトヨタのアルファードやハリアーなど人気のミニバン、SUVにこの傾向が多くみられます。

 

限定車、プレミア車

3つ目は1と若干重複しますが、限定販売の車は新車での販売数も限られることから、ほぼ確実に中古車が高騰すると言っていいでしょう。

これは高年式、低走行車に限らず、限定というプレミアがつくことにより、純粋にその車両が欲しいユーザーだけでなく、投資材料として購入する人たちも狙うため、その高い需要から価格が上がってしまいます。

 

お得に安く買える中古車(車種)

前項では「高騰する中古車の特長」について書いていきましたが、逆に価格が落ち着いていて、買いやすい車はあるの?と思われた方も多いはずです。

実際に価格が手ごろで買いやすい中古車も存在します。その特徴をここではご紹介します。

 

1つ目はボディタイプです。

私のおすすめは、セダンとステーションワゴンです。この2タイプのボディは残念ながらあまり人気がなく、全体的な中古車価格が落ち着いています。

 

具体的な車種としては、

ワゴンタイプ

  • カローラツーリング
  • レヴォーグ
  • BMW3シリーズツーリング

セダン

  • クラウン
  • スカイライン
  • BMW3シリーズ

これらです。SUVやミニバンに比べると車室空間も狭く、積載量も少なめといったデメリットはありますが、低重心なボディだからできるスポーティーな走りはセダン、ワゴンの大きな魅力です。

 

昨今はSUV・ミニバンがとにかく人気のため、メーカーもこぞってこの辺りのボディタイプを投入しています。(クラウンまでもがSUVを投入している有様)

そんな人気に比例するように全体的に価格が高いのが特徴です。

スポーツカーもニッチではありますが、一定の需要があり、比較的価格が高い傾向にあります。

 

そんな高価なSUVやミニバンに手を出さずともステーションワゴンなら積載量もSUVと遜色なく、走りもスポーツカーやセダンに近い為、かなりお買い得ではないかと思います。

新車、中古車共に買いづらいタイミングではありますが、今回の記事を参考に購入検討する車種の幅が広がってくれたら幸いです。

 

ではまた別の記事でお会いしましょう!

↑ステーションワゴンは車中泊もできるうえ、積載力もSUVと遜色ない上に中古価格も落ち着いていて本当におすすめのボディータイプです。

 

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