スタッドレスタイヤにこだわる男が慣らし運転を語る

投稿日:2022年11月13日 | 最終更新日:2023年2月1日 | Yoshiki Ota

こんにちは、井口事務所カーライフ+編集長の太田です。

 

今回、お話をお聞きしたのは、現役プジョーオーナーである「レ・ブルー」さん。

以前「プジョー308SWオーナーが語る故障の多さと修理費用の現実」という記事でプジョーの故障に関するお話を実体験を交えて解説して頂きました。

 

そんな車好きなレ・ブルーさんに再びご協力を頂けるということになったので、お隣である富山県に行ってお話をお伺いしてきました。

 

そこで今回は「スタッドレスタイヤの豆知識」についてお届けします。

降雪地域にお住いの方や冬の旅行で車を使う方は是非ともご参考にしてみてください。

 

|富山・陸運支局の写真

↑せっかくなので道中で立ち寄ってきました。

 

|スタッドレスタイヤの気になるツイート

私がスタッドレスタイヤを重要視するようになった理由

実は私、過去に井口事務所さんがある新潟県の長岡市に住んでいました。

この長岡という土地は、冬の間は降雪が続き、30~40cm積もることも珍しくない地域です。

 

その頃は学生ということもあり、コスパ重視の廉価スタッドレスを履いていました。(一応大手タイヤメーカーのもの)

しかし…本格的な降雪地域ではとても歯が立たず、しょっちゅう立ち往生し、滑ってヒヤヒヤする場面がありました。

 

この経験から、翌年に思い切って冬タイヤを買い替えることにしたのです。

その時に購入したタイヤが「BLIZZAK VRX」。

北海道・東北では装着率No.1を誇る有名なスタッドレスタイヤで、このシリーズは何十年も前からある定番商品です。

 

このタイヤに履き替えてからの最初の雪道は、-3°の凍結した峠道でした。

勿論滑らない様にゆっくり走っていましたが、前年と同じように運転しても車が一切滑る動きをしなっかたのにはとても驚くと同時に、下り坂の橋の上という一番滑る場所でブレーキを踏んでも「ググッ」としっかり雪をグリップして停車したのです。

 

当時4本で13万という金額はかなり大きな出費でしたが、この性能の高さを実感してからはスタッドレスタイヤは安全の為にしっかりとお金を掛けるべき!という価値観へ変化していきました。

 

それからは車屋でのアルバイトを通じて色々な車を運転する機会が増え、その度にどんな銘柄のスタッドレスを履いているのかを気にしたり、勝手にタイヤレビューをしたり、どんどんその面白さに引き込まれていきました。

 

BLIZZAK VRXに関する口コミ

スタッドレスタイヤに慣らし運転は必須

冬本番を迎える11月末ともなれば、北陸や東北、山間部にお住いの方々はタイヤ交換を始める頃かと思います。

もうちょっと様子を見て雪が降るギリギリを狙う方もいることでしょう。

 

しかし、スタッドレスタイヤは雪が降る直前に履き替えればOKというものではありません。

雪道を走る前に「慣らし運転」をする必要があります。

 

特に新品のスタッドレスでは表面に薄い油の層があり、このまま雪道を走ってしまうと、雪の上でタイヤが上手くグリップせず、事故の原因になってしまいます。

その為、新品のスタッドレスタイヤを装着後は20~30km程慣らし運転を行って表面を削ることにより、本来の性能が発揮できるようになります。

 

この慣らし運転ですが、実は新品に買い替えた時だけ行えばいいというわけではなく、毎シーズンスタッドレスタイヤ装着時に行う必要があることはご存じでしょうか?

夏の期間装着されないスタッドレスタイヤは、内部のオイルが新品よりも多く染み出します。

その為、慣らし運転は新品よりも多く走る必要があり、その目安としては約50km前後と言われています。

 

昨年履いたからと言って雪が降りだしてからスタッドレスタイヤを装着するのは大変危険ですので、天気予報を確認して、余裕を持ってタイヤ交換を行うようにしましょう。

 

更に、非降雪地に住んでいる方でも冬の時期は、スタッドレスタイヤに交換することをおすすめします。

なぜなら、サマータイヤはスピードへの耐久性を高める為に固く出来ています。

このゴムは気温7°を下回ると更に固くなり、グリップ性能が大幅に低下することに加えて、通常より早いペースで摩耗してしまいます。

 

冬の間スタッドレスタイヤに交換しておけば急な雪に対応できるだけでなく、サマータイヤの買い替え頻度も減らすことが出来るので、本格的な冬が始まる前にご準備してみては如何でしょうか?

|新品のスタッドレスタイヤを装着した愛車

スタッドレスタイヤのグレードについて

スタッドレスタイヤのおすすめブランドといっても、私が実際に雪道を走行したのは「ヨコハマ」と「ブリジストン」の2社。

どちらがおすすめかといった点はプロのジャーナリストさんやタイヤ屋さんの意見を参考にしていただければと思いますので、ここでは割愛させて頂きます。

 

ただ、両メーカーとも共通しているのは、「素人でもわかるくらいタイヤのグレードによる性能差は大きい」という点です。

ヨコハマ、ブリジストンに限らず、どのタイヤメーカーもエントリーの低価格向けスタッドレスタイヤからハイエンドの高価格スタッドレスタイヤまで幅広くラインナップしています。

 

タイヤといえば価格も高いので、なるべく家計の負担にならないよう安いものをチョイスしている方も多いと思います。

ですが、安さだけで選んでは万が一の時に性能が発揮できないなんてことも十分にあり得ます。

 

実際、エントリーのスタッドレスタイヤですと、シャーベット路面や轍でグリップせずに車体が左右に滑る事もよくありますし、凍結路では制動距離がかなり伸びてしまいます。

住んでいる地域や雪道をどのくらい走るかといった点を加味して選んでみるといいでしょう。

これは個人の意見ですが、12月~3月のうち、半分近く雪が降る地域ではハイエンドのスタッドレスを買っておいた方が無難でしょう。

凍結路や圧雪路を走行する機会が多い上、タイヤの性能が低いが故に立ち往生すれば、周囲にも迷惑が掛かります。

 

一方、殆ど雪の降らない都市部や月に2~3回ほどスキーなど降雪地に行く方は低価格~中間グレードのスタッドレスでも問題ないかと思います。

 

月に一度、朝や夜に5センチ程度積もるようなケースではどのスタッドレスでも大体走行出来ます。

一方で万が一凍結していた場合、タイヤの性能は低いのでより一層安全運転に努めましょう。

月に2~3回降雪地に行く方は、別途タイヤチェーンも用意しておきましょう。

 

|今年初めて購入したタイヤチェーン

スキー場や道路によってはチェーンがないと走破できない場面もあり、この点はスタッドレスの性能というよりも2WD、4WDといった車の基本性能に依存する部分もありますので、ハイエンドのスタッドレスを履いているから大丈夫と安堵せず、スタッドレスの予算を抑えた分はしっかりタイヤチェーンの購入に充てましょう!

 

こちらも冬が来る前に装着できるよう練習しておくといいでしょう!

 

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