こんにちは、カーライフ+編集長の太田です。
本記事の執筆にあたり、プロダクトデザイナーの「naoki Design」さんにカーシェア体験談(オーナー側)を語っていただきました。
カーシェアの話と言えば、過去に車を借りる側の立場で「カーシェア体験談|コロナを機にマイカーを手放した結果…」という記事を別の方に寄稿して頂きましたが、今回は車を貸す側の立場でのお話。
個人間で車の貸し借りが出来るプラットフォームの「Anyca(エニカ)」を使い、車を貸し出した時に起こったトラブル。
どのようにして解決に向かったのか?
是非とも最後までご覧ください。
|エニカに関するツイート
そういえば沖縄のレンタカー🚙が値上がりしまくってて(コロナでレンタカー屋がだいぶなくなった)、
こないだ友人が4時間で2万五千円😭他の友人は3日で19万とかだったらしい😭
で、「エニカ」という個人間で車をシェアするアプリを使い始めてる人をたまに見る😌
いろんなサービスがありまんな
— ラエコ🏖 (@laekokinawa) October 29, 2022
DeNAが運営するカーシェアのエニカで本厚木に4Cスパイダーがある。乗ってみたいが1日29,000円😅
でも久しぶりにエニカ開いたけど、他車運転特約で保険料かからなくなったのね。これはレンタカーより良い場合がありそう。— 座間喜屋武 (@zamacan) October 28, 2022
プジョー、シトロエン、DSオートモビルがAnycaに参画 “新型車をカーシェアできるディーラー”として55店舗、合計58… https://t.co/gezZMmYSoV pic.twitter.com/I0IM13Dv3O
— PR TIMESライフスタイル (@PRTIMES_LIFE) October 28, 2022
エニカのカーシェアを始めたきっかけ
まずは借りる側で利用
私は4年ほどから名古屋市に住んでいます。
昨年車を購入したものの、地下鉄などの公共交通機関が比較的充実していたこともあり、しばらく車なしでの生活を送っていました。
日常生活で大きく困ることはありませんでしたが、郊外への買い物や県外への旅行など、車を必要とする場面がちょくちょくありました。
レンタカーは高いし、折角借りるならもっとドライブが楽しめる車を借りたい!そこでドライバーとして利用し始めたのが「エニカ」でした。
名古屋という土地柄もあり、高級外車からコンパクトカーまでたくさんのオーナー様が登録をされており、実際に借りなくても「次はこれに乗りたいなー」「新しい車が登録されている!!」など、眺めているだけでとても楽しかったです。
私自身、借りる側としては全部で5回ほど借りたことと思いますが、毎回違う車を選んでいたので新鮮な気持ちでドライブを楽しめた思い出が蘇ります。
そして、いよいよ私も車を購入。
エニカのようなカーシェアリングサービスの存在と価値を身をもって体験していたこともあり、大して使わなくても貸し出せば維持費も浮くし、自分のタイミングで車に乗れるから一石二鳥だと思い、新車の購入を決断しました。
ちなみにエニカがなければ今も車を持っていなかったかもしれませんが、カーシェアリングサービスのおかげで車の楽しさを知るとともに、購入するきっかけを与えてくれたとてもいいサービスだと今も思っています!
エニカでオーナーとして車を貸し出すも、自損事故に遭ってしまう
しばらくは自分の車を運転して買い物に行ったり旅行に出かけたりしましたが、仕事が忙しいこともあり半年ほどで貸し出すことにしました。
エニカでオーナー登録をしてから約二か月後。
それまで2名の方に貸し出しを行い、月々の駐車場代が浮くくらいの金額が私のもとに入るようになっていました。
そんなタイミングで「北陸地方まで旅行にいくために3日間貸して欲しい!」ということで3人目のドライバー様に貸し出すことになりました。
エニカには過去のドライバーレビューもしっかり確認できるようになっており、その方は満点の評価で、とても人当たりの良い方でした。
貸し出してそのまま何事もなく2日目が過ぎた車両編返却の前夜、突如ドライバー様から連絡が。
山道を走っていたところ、「側面の縁石にバンパーをぶつけてしまった!」と連絡があり、写真も添付してくださいました。
最悪のケースを想定しましたが、画像にはバンパーの底面を擦った程度の軽微な傷が映っていた程度で一安心。
このくらいなら大丈夫です。と連絡をしましたが、ドライバー様はきちんと警察+エニカのサポートセンターに連絡を行い、事故処理の誠実な対応をしていただきました。
車両返却時にも何度も「すみません、すみません」と謝罪される姿はとても印象的で、トラブルはありましたがお貸ししてよかったなと思えた瞬間でした。
実際の車の写真
↑傷ついた車両の状態
事故後のエニカの修理対応とその期間
さて、その後は車の修理対応です。
エニカでは車を借りる際にドライバーは保険に強制加入となります。
万が一の事故の場合は、エニカ付帯の保険会社とアポを取るシステムとなっており、しばらくはドライバー様と保険会社間でのやり取りが続きました。
そして私自身はというと、修理工場を手配しなくてはなりません。
いつも車両を見てくださっているショップさんに車を持ち込み、修理期間などのお話を伺いました。
そして後日車を預け、保険会社の担当者と修理工場の担当者が立会いの下、車両の修理方法や金額が確定されました。
車を修理している間はエニカから事故代車のレンタカーを無償でお借りできたので特に不自由はしませんでした。
修理にかかる費用は借主であるドライバー様の負担となる(保険会社が支払う)ので、こちらは金銭の負担は全くありません。
ただ、愛車がしばらく手元にない生活は辛かったですね…涙
車は傷が軽微だったこともあり、約2、3週間ほどで修理を終えて戻ってきました。
フロントバンパーは全部再塗装して頂き、元の状態にしっかり戻りました。
エニカで事故などのトラブルは何度か見聞きしたことがあり、今回の件も連絡を受けた当初不安でしたが、ドライバー様が誠実でしっかり対応をしていただいたお陰で最小限の手間で済んだかなと思っています!
エニカで事故トラブルを経験したうえでの総評
エニカはまだ比較的新しいサービスということもあり、コールセンターの対応の悪さや事故を始めとした盗難トラブルなどよくない側面も散見されます。
実際に私が以前、借りる側として利用していた際、事故を起こした学生がドライブレコーダーのデータを勝手に削除し、その後もずさんな対応をされたと嘆くオーナー様に出会った事もありました。
私の場合、ドライバー様がきちんと対応して下さったので事なきを得ましたが、この辺りの評価もお貸ししたドライバーの対処によって大きく評価が変わるとこなのかなと思います。
ですが、純粋な車の楽しさをたくさんの人に気軽に伝えるにはよいサービスだと思いますし、オーナー様の維持費軽減という側面でも今後さらに利用者が増えていきそうなサービスだと思っています。
現在は保険サービスの内容も拡充、サポートも以前よりだいぶ強化されたようで、借りるドライバー、オーナー共に負担が少なくなっているように感じます。
ここまでエニカについて色々良いところや魅力を伝えてきましたが、現在の私はというとエニカでの車の貸し出しを停止しています。
停止にした理由は色々ありますが、またそれは別で詳しく書いていこうと思いますので、次の記事も楽しみにお待ちください。それではまた!
≫続編(私はコレでエニカのマイカー貸し出しをやめました)はこちら |
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