バイクの一時抹消と永久抹消の違いは?【原付は一時抹消不可】

投稿日:2023年4月21日 | 最終更新日:2024年3月8日 | Yuki Kobayashi

この記事では、自動車登録手続きを行う行政書士法人の登録実務担当者が、

・一時抹消と永久抹消の違いは何か

・総排気量による違いはあるのか

・原付はどのように処理すれば良いのか

という疑問を解決致します。

バイクにはそれぞれ軽二輪、小型二輪、原付と種類が存在します。

そんな中、長期間乗らない事が決まった時にいざ抹消を行うとなっても何も分からないと以下のようになります。

「一時抹消と永久抹消って何が違うんだ・・・?」

「抹消した時に税金はどうなるんだろう・・・?」

「種類によって何か変わるのか・・・?」

こんな不安も当記事を読めば、すぐに解決する事が出来ます。

小林(WEB担当)
小林(WEB担当)
一時抹消と永久抹消の違いが分かって今すぐ手続きをしたい方はこちらをどうぞ!

一時抹消の手続きについてはこちら

永久抹消の手続きについてはこちら

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一時抹消と永久抹消の違いは?

ここからは一時抹消と永久抹消について説明します。

今回はバイクをメインとしておりますが、軽自動車・普通自動車も同じような手続きをしますのでご確認ください。

なお、バイクの一時抹消と永久抹消は、126cc以上のバイクのみ対応しております。

小林(WEB担当)
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125cc以下についても後ほど説明しますのでご確認ください!

一時抹消とは

一時抹消とはその名の通り、バイクの登録を一時的に抹消(使用できなくなる)する事です。

一時抹消は廃車しても、再登録すれば再びそのバイクに乗る事が出来ます。

「自分は乗らないけど誰かに譲る事になりそうだ。」

という場合には一時抹消を選択しましょう。

永久抹消とは

永久抹消とは、解体を伴う抹消の事です。

解体する関係上、登録するとそのバイクに再度乗る事は出来ません。

「もうこのバイクに乗る事は絶対に無い!」

永久抹消はそんな時に行う手続きになります。

一時抹消と永久抹消のメリットは?

一時抹消と永久抹消の違いが分かった所で、ここからはそれぞれのメリットを解説します。

一時抹消のメリット

一時抹消のメリットは、以下のとおりです。

・自動車税の課税対象から外す事が出来る

・自賠責保険の還付金を受け取る事が出来る

・再登録が可能である

一時抹消の最大のメリットは、やはり改めてバイクを再登録出来る事にあります。

なお、自動車税の還付金に関しては普通車しか受け取る事が出来ないのでこちらは注意が必要です。

永久抹消のメリット

永久抹消のメリットは以下のとおりです。

・自動車税、自賠責保険の還付金を受け取る事が出来る

・自動車重量税の還付金を受け取る事が出来る

・自動車の保管場所が不要となる

永久抹消の最大のメリットは自動車の保管場所が不要となる事です。

逆に言うと、これは一時抹消では自動車の保管場所が必要になるということです。

なので、ここからは一時抹消と永久抹消のデメリットを確認していきます。

一時抹消と永久抹消のデメリットは?

一時抹消と永久抹消、メリットも多いですがやはり廃車にするという事にはデメリットも存在します。

詳しく解説させていただければと思います。

一時抹消のデメリット

一時抹消のデメリットは以下のとおりです。

・自動車を保管する敷地が必要になる

・自動車重量税が還付されない

一時抹消は再登録する可能性があるので、自動車を保管する敷地が必要になってしまいます。

また自動車は所有しているだけで税金がかかります。

中古車販売店などからすると、還付されなくても対象から外れるだけでメリットなので、個人差があるデメリットです。

永久抹消のデメリット

永久抹消のデメリットは以下のとおりです。

・解体してから申請しなければならない

・バイク(自動車)として再登録が出来なくなる

永久抹消を行うには、解体を行う事が前提となります。

このため、解体が4月にずれ込むと課税の対象になってしまいますので注意が必要です。

また、何度も記載している内容ですが永久抹消は再登録が出来なくなりますので注意しましょう。

各ccの一時抹消について

永久抹消については、基本的に解体で統一されるのでそれぞれの一時抹消を確認していきましょう。

主に軽二輪(126cc~250cc)、小型二輪(251cc以上)、原付の3種類に分かれます。

軽二輪(126cc~250cc)の一時抹消手続

軽二輪の登録や廃車の手続きは、最寄りの運輸支局で行います。

手続きに必要な書類は以下のとおりです。

・軽自動車届出済証

・ナンバープレート

・申請書

・手数料納付書

・印鑑(認印)

軽二輪車には、車検証が存在していませんが「軽自動車届出済証」が実質的な車検証となっています。

小型二輪(251cc以上)の一時抹消手続

小型二輪も同じく最寄りの運輸支局で手続きを行います。

必要な書類に大きな差はありませんが、以下のとおりです。

・自動車検査証

・ナンバープレート

・申請書

・手数料納付書

・印鑑(認印)

軽二輪との大きな差は、車検証の有無になります。

車検証を紛失している場合は再発行が必要ですのでご注意ください。

※当事務所では車検証の再発行手続きを代行しておりますので詳しくはこちらをどうぞ。

原付の手続きは?

原付は軽二輪・小型二輪と異なり、最寄りの自治体(市役所等)で登録や廃車の手続きを行います。

一時抹消登録を行う事は出来ないので、基本的に廃車という扱いです。

まずは自治体を探して連絡してみてください。

まとめ

・一時抹消は再登録が可能である

・永久抹消は再登録が出来ない

・原付は運輸支局ではなく自治体に連絡する

小林(WEB担当)
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一時抹消、永久抹消は当事務所でも受け付けておりますのでお問い合わせお待ちしております!

 

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